《本日のフリーダムメッセージ》

~回想記 1【海溝】~

数日前から、故郷である
北海道に帰省しています。

水星逆行のこの時期
自分のルーツ
このお仕事のきっかけを
再認識しています。

最近では、目の前という今や
未来のクリエイションに
意識が集中しているので
過去の自分を振り返る機会は
とても貴重で新しい発見があります。

なぜ、わたしがこの仕事をしているのか
なぜ、わたしがフリーダムディスティニーを
創りだしたのか。

それを少しづつ、お話していこうと思います。

北海道で生まれた
わたしの始まりは
『死』でした。

出産の時に仮死状態で生まれたわたしは
その後命を取り留め、母子手帳には
『蘇生』のところに丸印が書かれています。

重度の精神疾患であった母は
わたしを身ごもった時も
相当不安定で
胎内の環境は、最悪。
仮死状態での出産というところで
バーストラウマは最大級。

人生の幕開けの段階で
相当な重荷を
背負って生まれてきた私は
幼少期、悪夢の中で生きることになります。

母は、障害者手帳一級クラスの
重度な状態で

調子の良い時と悪い時
まるで、ジキルとハイドのように
コロコロと態度が変わる母を目の前に

心を開くと
悪魔のように変容する母親が
恐ろしくて仕方ありませんでした。

毎日、ブツブツと恐ろしい呪詛を
唱え続けていた母。
呪詛は時々、娘である私にも
投げかけられます。

黒魔術の儀式を
毎日見ていたのです。

どうして、呪詛を唱えていたのか
その訳は、30年以上経ってから
判明してくるわけですが

当時のわたしは
わけも分からず
出来るだけ、呪詛を聞かないように
逃げたり、隠れたりする以外
方法はありませんでした。

母は、失踪をしてみたり
自殺しようと
自腹を包丁で刺してみたり
わたしに対しての暴言や暴力を行い
刃物を持ち出して脅してみたり
裸で外に出てみたりしました。

どの事象も、トラウマになりましたが
最もトラウマになったのは
性的な呪いをかけられたことです。
この呪いを解くのには長い年月がかかりました。

毎日、何が起こるかわからない
悪夢の中で、怯えて生きていた
わたしは、母の病気が良くなることを
神に祈りました。

『神さま、どうか、母の病気を治してください』

ひたすら、神に祈っていたわたしは
祈っても祈っても
一向に良くならない母と暮らすうちに
次第に絶望していきます。

つづきは、明日。