《夜エッセイ 不自由》

 

人によって、何が愛かは異なります。

だから、自分にとって誠実であれば

それは愛です。

 

どちらも紛れもない愛。

 

だけど、方針が反対のことって

沢山あります。

 

個々に違いがある。

だからこそ、多様性に満ちているけれど

協力って時に難しい。

 

難しいけれど

自分の中で疑問を感じたら

本音を伝えていくことが

大事なのだと思っています。

 

協力とは、ある意味

不自由さが発生することを意味します。

 

好き勝手やりたければ

一人でやればいい。

それが一番自由だから。

 

それでも、協力というのは

ある意味、その不自由さの中で

全部自分の思い通りにならないところに

意味があるのだと思います。

 

全部自分の思い通りにならないのは

協力の大前提です。

 

それがわかってないと苦しくなります。

思い通りにしようとすると

それは何時までたっても叶わないので

苦しくなるのですね。

 

不自由を嫌わないことです。

相手を尊重する思いやりもありつつ

自分の意見を主張して

貫ぬかなければならない場面もあります。

 

そうしたことを通しながら

不自由が発生する

人と人との関わりや

愛を知っていくのでは

ないでしょうか。

 

全て独創的に発揮する自由も愛おしい。

誰かと関わりながら生まれる不自由も愛おしい。

 

自由と不自由のバランスを大事にしながら

自分だけで行う領域。

他者と関わりながらつくる領域を

見定めていくことが大事です。