《本日のフリーダムメッセージ》

~これからの時代は人が主役
新しい組織の形 最終回〜

 

本来、組織というのは
組織が主役なのではなく
人が主役であるということ。

給与システムも異なり

仕事が先にあって
そこに人が配属する。という
一般的なスタイルではなく

人が先にいて
そこからどんな仕事が生み出されるか
という目線で
仕事をつくるということを
お話してきました。

与えることと
受け取ることは
それを叶えるための
同じだけ尊い行為ですが

健常者の方に
これを実際に行っていく時には
本当に根気が必要です。

出来ること>出来ないこと
という概念がとても強く構築されているので
中々、出来ることを手放せないのです。

そういう状態になっていると
他の方が活躍している時
賛美ではなく、羨望の目で見つめる
ことになってしまいます。

羨望は、一歩間違えると
嫉妬ともなる感情です。

学んでいるのが中心の時
羨望という感情を生かして
自分も同じ方向に進むということは
とても有効なことですが

提供側に立った時に
自分も仕事を行なっているにも関わらず
羨望が強すぎてしまっているという時
まだ、自分の立ち位置を確立できていないし
自分という存在を受け入れていない
ということなのです。

また、与えると受け取る
出来る出来ないのバランスは
他にも根深い様々な課題と絡んでいます。

出来るという立ち位置ばかりを
選んでしまう人の
深層心理として
以下のものがあります。

*出来続けないと、見捨てられる
*出来ない自分だと、愛されない、嫌われてしまう
*人に賞賛されたい。凄いと言われたい
*人よりも上回るという上下の上に立ちたい
*誰かより、勝ちたい。
*他者にやってもらうのが申し訳ない。(受け取ることの罪悪感)

これらは、複数発生している場合もあります。

例え、出来ていたとしても
それを表現するということが
その人にとっての『勝ち』である
ということもあります。

こんなに出来ている私は凄いでしょう!
あなたと私は違うの。
私は特別なのよ。
私の勝ちね!そして、あなたの負けね。

という意識状態かもしれません。

勝ちというのを
ものすごく欲しがる理由は
勝ちの欠乏、つまり負けがあるからです。

負けは、酷い場合
1番以外になることが
全部負けになっていることもあります。

過去生からの経験で
『負けてきた』とか
『失敗してきた』という思いと連動しており
本人は無自覚の領域にあることが多いです。

賞賛されたかったり
凄いと言われたかったり
認められたかったりする場合は

やはり、それらが欠乏しているから
起こります。

認めてもらえなかったし
褒めてもらえなかったので
それを欲するのです。

他者に、これを求めても
安定は得られません。

こうして、様々なことを
エネルギーレベルで変容して
取り組んでいって
初めて、与えると受け取るの
バランスは改善されてきます。

これは
理屈や頭でわかることを
超えていますから
頭でなんとか思い込もうとしても
無理です。

新しい組織をつくるためには
まず、一人一人が
自分という存在の素晴らしさを受け止め
過去生からの課題を終わらせていく必要があります。

過去を生きずに
今を生きられるかどうかは
いかに過去を解放してきたかによります。

それは、頭で自覚する量とは比例しません。
いろいろな過去生を見てきて
それを解放してきたというところとは無関係です。

エネルギーレベルの
本質的なところに働きかける1回の解放は
浅い過去生の解放100回を超えます。

むしろ、本当に深い部分の解放の時は
意味もわからず、泣けてくるものです。

理由無いところ
頭では理解できないところ
そこに、深さがあります。

無自覚のレイアーに取り組む勇気を持ち
深い本質的な解放を行った後に
過去の惰性を生きていたことに気づき
過去を生きることから
今を生きられるようになるでしょう。

自覚が無い自分の痛みを
解放すればするほどに

どれほどまでに
自分が傷ついていて
どれほどまでに
苦しんでいたかがわかるでしょう。

傷なんて無いさ!
そういう風に頭で思い込もうとしてみても
口を使って発言してみても
エネルギーレベルで見た時には
傷だらけの状態があるだけ。

自分の傷や弱さを認められる人が
本当に強い人です。

新しい組織では
出来たり出来なかったり
与えたり受け取ったり
弱かったり強かったり

自分を
人間を認められている人たちで
形成されていきます。

そこには、感謝と賛美と調和が
自然に生まれています。