《本日のフリーダムメッセージ》

~わかるということ わからないということ~

 

覚醒に取り組んでいく際に
先ず第一段階として出てくる壁は
『わからないこと』
に取り組めるかどうか。

つまり

『自覚できていないこと』
に取り組めるかどうかです。

自覚出来ていないことに
取り組むのは、最初は容易ではありません。

特にスピリチュアルというものを
何も知らない人は、元々何も解っていないので
解らないから、自覚出来ないこと
知らないことに取り組んでいくのが
スピリチュアルなんだな。
と、すんなり進んでいくことが出来ますが

やっかいなのは
本を沢山読んだり
セミナーに色々言ったり
沢山勉強して頭でっかちになって
自分の持論が形成されている場合です。

頭で解ってはいるのですが
知識となっているだけで
自分の真実にも触れていないし
自分のエネルギー的な
状態が変わったわけではありません。

昨今、スピリチュアルの最先端現場で
囁かれている懸念は、この層で
『知識としてのスピリチュアルを
一生懸命に学び、中途半端に覚醒している層』
の覚醒がストップして、停滞していることです。

スピリチュアルの最先端現場にいる人間であれば
誰もが、昨今は、中途半端にスピリチュアルを
学んできている人よりも、何も知らない人の方が
一気に覚醒しやすいというのは
現場にいる人間であれば、肌で感じていることです。

実は、わたしは以前
潜在意識のお仕事をしていて
その時は、ほとんどエネルギーを使わずに
メソッドなどで、教える側にいました。

教える側にいた私は
ある時、『マインドレベルではどうにもならない』
ということを体験しました。

『知識としてのスピリチュアルを
一生懸命に学び、中途半端に覚醒している層』

まさに、この状態だったわたしは
やっかいなことに教える側にいたことから
『わたしは出来ている』と思い込んでいました。

さらにやっかいなことに
わたしは、教えている側のプライドというものがありました。
今まで自分が行ってきて、ある一定の成果を上げてきている
という自信もありました。

ところが、本質的なヒーリング。覚醒の世界。
LOVIGの世界では、それが一切通用しません。

心理学も、潜在意識で教えていた持論も
一切通用しない。

その時、わたしは全てを捨てなくてはなりませんでした。

今まで、学んだもの。
その全てです。

そうして、全てを捨て去ったときに
はじめて、知識ではなく
知恵と叡智。

に本格的に取り組みはじめたのでした。

わからないことに取り組むのは
容易ではありませんでした。

何しろ、自覚がないことに取り組むというのは
自分では自覚がないので
本当にそうなのか、どうなのか。ということですから
不明なことなのです。

その上、その当時は
サイキック能力も開花していなかったため
わたしは、何もわからず。
ただ、指導者の言う通りに
ただ、やってみる。ということしか出来ませんでした。

言われた通りに言われた通りのヒーリングを受ける。
これは、世間一般的に言うと
これはかなり、マズい状況ですね(笑)

わたしの指導者がとても悪い人だったなら
わたしは、騙されてもいたかもしれません。

慎重なわたしは、幾度も幾度も
『騙されていたら、どうしよう。。。』
という思いが過りました。

何せ、額が額なのです。
大金をどんどんつぎ込んでいくのです。
つぎ込めばつぎ込むほど
怪しい宗教にハマっているのとは違うと思いながらも
指導者を信じている自分もいながらも
そう思わずにはいられませんでした。

一見、世間一般的に言うマズい状況。

しかし、元来生まれ持った才能がある
天然のサイキッカーでない限り
『わからないこと』
『自覚できていないこと』に取り組む
このプロセスは誰しもが通るプロセスです。

今までのやり方や持論や知識を全て捨て去り
同時にプライドがあるなら、それも全部捨て去り
『わかっている自分』を捨て去り。

そうして全て捨て去り
全くわけがわからない世界に突入していったときが

『はじまり』

です。

はじまった際に
最も起こりうるのは
何もわからない状態で、ただ、ヒーリングを
受けている状態に対する疑問。

『これは、依存じゃないか?』
という疑問です。

依存の状態のように思えますが
大丈夫なのでしょうか?

それについては、また、明日。