《本日のフリーダムメッセージ》

~出雲絆記〜その2〜

 

出雲での出来事を記しています。
出雲絆記 その1はこちら

話は少し前後しますが
伊勢での神社3つを巡った後に
出雲に訪れた際に

日本神界のお導きで
現在の日本、そして日本人の有り様を
お伝えしてくださる方にお会いし
いろいろお話を伺うことができました。

ご縁結びで知られている出雲ですが
ご縁という意味合いも
戦前と戦後では大きく違ってしまったそうです。

本来のご縁というのは
すべてに対して用いられます。

あらゆる人と人とのご縁。
人と物とのご縁。
人と神様とのご縁。

そういったこと
一つ一つにご縁があるという
捉え方をしていたのですね。

しかし、現在はご縁結びというと
どちらかというと男女の仲という
意味合い限定で使われることが
多いように思います。

本来、ご縁とは
どの人とのご縁にも使われ
どの物とのご縁にも使われるもの。

ところが、一部の限定という
意味合いで捉えられることが
増えてしまったということなのです。

このお話を出雲のガイドさんから伺った夜。
出雲で私はご縁、カルマ、絆ということに
ついて、考察していました。

ご縁とは。カルマとは。絆とは。

カルマの関係性は過去からのもの。
ぐっと惹きつけられる男女の仲でも
よく見られることもある
抗えないほどの引きつけ力。

過去からの選択によって
重荷や他者の責任を負う
または被害者意識により
生まれてしまう
心残りと失敗意識。

過去からの選択ではなく
今の選択によって
それでも尚、共に在りたかったり
共に同じ夢を叶えたかったりする時に
人と人との関係性はカルマではなく
絆と成る。状態は自由と喜び。

そんな風に思いを巡らせていたら
絆という文字を
ふと、調べてみたくなりました。

絆の右側に書かれているのは
半分の半です。

語源由来は束縛や繋ぎ止めるなど
カルマの意味合いが強い。

しかし、最もネガティブ、闇と
言われるものの中にこそ
最大の光もまた、存在する。

この言葉の本当の意味を知るべく
絆を調べていたら
絆の右半分は、半分の半である
ということがわかりました。

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o0447042113798104850

絆は、半分の半が広がっているバージョンと
広がっていないバージョンが存在します。

さらに調べていくと
本来、半分の半は
絆と同じように
八という字を割ったものだったのです。

しかし、戦後文字は修正されてしまいました。
元々、裾野は広がっていた
八は『分ける』とか『開く』『沢山』
という意味であったのに

八の字を使わず
閉じてしまうことで
日本語の文字の幾つかが
明らかに力を失うように
なったというのがわかりました。

半だけでなく、平という字。
これは、わたしの名字
平野にも使われている字ですが
この字もまた、本来は八の字が
使われていましたが、戦後
裾野が閉じた平というところで
常用漢字として定義付けられるように
なっています。

半、平について
戦前と戦後では文字が変わっています。

絆に関しては、なぜ、そのままの自体が
残っていたのか。
それは、常用漢字として認定されず
『ひらがなで書けば良い』とされたからのようです。

重要視されていなかったのですね。

平は、かなり色々な場面で使われる文字で
意味合いとしても重要な意味合いの熟語が
盛りだくさんです。

平等、平和など。

半分も、本来は分かち合えば分かち合うほど広がる増える
という意味合いであったのに
八ではなく裾野が閉じられることで
分かち合うと減ってしまうという
意識になっていったとしたらどうでしょうか。

自分の名字の一文字が
まさか呪いがかかっていたとは
知りませんでしたが

ご縁も絆も平和も半分も
断定的な意味合いで縮こまるのではなく
大きく宇宙に広がっていくように
わたしたちは、これらの言葉の意味を再度
自分たちの意思で本来の意味に在り方を通して戻していく
必要があるのです。