《本日のフリーダムメッセージ》

筒と無


愛であることを
最も感じられる時というのは
無の状態になった時です。

能力も
経験も

力を誇示するためであったり
世間に現したりする段階があって

そうしていった先に
更に覚醒していくと

ただ、分け与えるためだけに
存在します。

経験を持った自分
能力を持った自分

そういった所有がない状態です。

所有が無くなるとは
本当に無くなることです。

口頭で、自分の教えを教えたり
自分の経験を説いて
諭したりすることだけとは
全く別物です。

それは、所有の段階です。

言葉通り。

全ての経験と叡智を
相手に伝授するのです。

所有がない状態に至るには
出し惜しみなく
すべてを与え尽くした時に起こります。

出し惜しみは
守り、恐れから起こること。

出し惜しみしている時にしか
『奪われる』という言葉は
発生しません。

もっというと
与えるということすら
発生しません。

なぜなら
能力も
経験も
そもそも個のものとして
所有していないからです。

受け取ること
与えること

筒に成ることが重要な段階もあります。

そして、筒すら超越している場所
それが、無であり、在であり、全てであり

愛です。

全てを与え尽くしていった先に
残るもの

愛だけが残るのです。