《本日のフリーダムメッセージ》

終わりとはじまり

 

当初、わたしのところに来られる方は
ご自身で何らかの課題や問題を感じています。

ところが、多くの場合
数ヶ月~半年くらいで
当初の問題や課題については
解決して終わってしまいます。

実は、ここが、第一関門。

問題がある時ではなく
問題が無くなったときにこそ
関門は用意されています。

今までどこにいってもどうにもならなかったこと
何年も何十年も抱えていた
どうにもならなかった自分の問題や課題が解決すると
終わったという感じがしてきます。

自分が軽くなったことも
とても実感出来ており
もの凄い変化した自分を感じて
穏やかに幸せに生きていると

もう、自分はやり終えた。
そんな気がしてくるものです。

でも、知っておいてほしい。

終わりというのは
新たなはじまり。

ここからが、ようやく腰を据えて
本当の意味で統合や覚醒に
取り組んでいけるステージです。

自分自身で、問題を自覚していないことに
取り組んでいける人と
自覚していなければ取り組まない人に
別れていきます。

自覚出来ないところに取り組むわけだから
他者にサポートしてもらわないと
取り組めない領域。

自覚する。
というのは、ある意味現象化しているということです。

現象化して、自分で自覚するために
事を大きくするのだということが
わかっていれば

どちらにしても、内在する課題について
自分で自覚して取り組むということに
もっと能動的になってくるのではないか
と思っています。

そうすると、現象化する前に先手が打てる。
未来を、フォローし
先に、芽を摘む事も可能なのです。

これは、わたしの個人的な趣味ですが
未来をフォローする
所謂予防的なサポートが好きです。

現象化して、大掛かりな問題を起こして
問題がどろんどろんになって
糸が絡み合ってこんがらがって
もはや、訳が解らないことになった状態までには
至らないで解決する感じで進んでいくスタイルも
あってもいいのではないかと思っています。

現実化しないと納得しないものもありますが
そんなに大掛かりにしなくても
納得できることは、たくさんあります。

例えば、たった一つの会話。

その会話に含まれたエネルギー。
何を感じたか
守っていなかったか。
他人任せにしなかったか。
反応しなかったか。
そういった日常の些細なところから
自覚することが出来れば
その自分と向き合い
超えていくことができます。

もっと、こうした無自覚領域に
取り組むことが慣れてくると
自覚しなくても納得していきます。

そうなってくると
マインドを挟まずに
取り組んでいきますから
進む速度がはやくなります。

ああ。先は何て長いんだろう。

そう思った人がいたとしたら
ゴールを切実に求めているということ。

ゴールを切実に求めているということは
今が苦しいということです。

人生という長くもあり短くもある冒険では
より未知の自分を知り
愛を知っていける喜びがあります。

そう感じられないのであれば
自然と、今ここにある、愛をもっと見出して
いけるように、サポートを入れた方がよいです。

今に生きられなかったり
ゴールを求めすぎていたりするのは
自分自身で何とか出来るものではありません。

もっと、愛を見出し
今に感謝を感じられるように
エネルギーレベルで変容していった時には
自然とそうなってしまうのです。

自分が思っているよりも
先があると
長い道のりだな。と感じたりしますね。

でも、自分が思っているよりも
先を知ることで
人は目の前のことに
もっと全力で取り組み出します。

どうしてか。
人は、切望しながらも
自分が思っているゴールに到達するのが
恐い生き物だからです。

全ての達成ということは
ある意味、死を感じさせます。

ところが、自覚している以上に
もっと先のゴールもあるということがわかると
自分が思っていたゴールが
ひとつのポイントにしか過ぎなくて
その次も続いていくということがわかるので
到達を恐れずに進んでいくことができるのです。

大丈夫。
まだまだ、道(未知)は続いている。
安心して、全力で駆け抜けても終わらない。

あなたのために
新たな路が用意されている。

想像つかないほどの
幸せに生きているというのは
そうした新たな路を
いくつも産み出してきたということなんだよ。