《本日のフリーダムメッセージ 背伸びをやめたら自信が宿る》

 

自信が無いんです。

 

何かにチャレンジする時。

何かを始めようという時。

自信が無いので、一歩を踏み出せない

というご相談は、とても多いです。

 

自信が無いということについては

様々な要因がありますが

本日は、その一つをお話ししてみようと思います。

 

自信が無いので、チャレンジ出来ない。

そう思っている場合、自分がとても

背伸びをしていることに気づくことです。

 

自分が、今、出来ることを行う

 

これを決めきれていないので

自信が無い状態が続いています。

 

よく考えてみてください。

自分が出来ることだけを行うのに

自信が無いというのは、とても変な話なのです。

 

つまり、自信がすごく無い時というのは

自分が未だ、出来ないことをやろうとしている時。

ということです。

 

かっこいいあの人。

素敵で尊敬しているあの人。

 

そういう人の真似をしようとして

自分が出来ないことをしようとするから

自信が無いということが続くのです。

 

わたしは、この仕事を始めた時

さっぱり、サイキック能力がありませんでした。

リーディングも、チャネリングも

全然、出来なかったのです。

 

当時の指導者は、先天性のサイキッカーで

桁外れの能力を持っている人でした。

物凄く細かい正確なチャネリング。

 

数年間学んでも、全く追いつけそうに無いどころか

むしろ、離れている気すらしてきました。

相手は、さらに能力が向上していくからです。

 

そうした様子を見ていて

わたしは、当時の指導者に

追いつこうとすることを辞めました。

 

この人には、一生、サイキック能力というものが

追いつけることは無いだろう。

一生、負け。それで、いい。

 

世界には、一生、自分が追いつけない人がいてもいい。

だからこそ、その人は指導者でいてくれる。

 

完敗宣言です。

 

このことを、本当に、決めきったのです。

そうすると、とても不思議なことに

とても楽になりました。

更には、提供することに、自信が湧いてきました。

 

サイキック能力を得るということも

今よりも出来るようにならないと

提供ができないから行うというのではなくて

 

自分自身が、自分自身に対して

より向上したいから行うだけ。

学びの質が変わり、学ぶということは

自分自身との競い合いや高め合いに変わりました。

 

能力は、他の誰のためでもない。

自分が自分のために向上したいからしているだけ。

 

それからは、先天性のサイキッカーの人と

自分を全く比べなくなったのです。

 

自分は、後天的に開いた人でしかわからない

先天性の人では分かり得ない大変さや

詰まりやすいところがあり

それを伝えていこうと思ったのでした。

 

どんどん、独自路線に目を向け始め

自分自身を追求し始めたのです。

 

外側に目を向けていたところから

内側に目を向けていく。

 

本当の自信は、自分自身の内側を

追求していった時に

宿っていくのです。

 

背伸びをやめたら、自分が行うことに対して自信が出て

自分にしか出来ない領域に、もっと目を向けることになります。

 

人が提供するものには、旬というものがあります。

 

果実がそうであるように

若すぎても、熟しすぎても

美味しくありません。

 

提供するものも同じです。

出来た方が良い。という風に捉えるから

自信を失ってしまいます。

 

出来るように向上することは大切。

成長はとても大事なことです。

 

でも、出来ないからこそ、出来るという恩恵が

そこには含まれていますから、それを見つけるのです。

 

わたしは、ライフワークの仕事。

誰かの仕事の立ち上げをサポートする仕事を

ずっと行ってきていたため、それを見つけるのが

非常に得意でした。

 

指導者にも

『先ずは、あなたは、こういう世界の入り口になりなさい。

そして、他の人に繋げるのです。』

そう言われて、夢中で入り口役を行いました。

 

入り口役、面白すぎる。

そこには、そこの面白さと、やり甲斐があって

夢中に過ごしているうちに、経験が自然と増えてしまいました。

全力で行っているうちに、実力もついてきてしまいました。

 

そうこうして、自分の役目に慣れてきた頃

世界から、違う役目を言われ始めます。

 

全力で行っていると、次のステージや役目。

新たなことを世界から言われ始めるのは

あっという間です。

 

しかし、背伸び意識のままで

一歩を踏み出せないでいると

提供する側の学びが始まりませんから

ずっと同じ場所にいることになります。

 

新しいことにチャレンジするのに

勇気や意欲も必要かもしれません。

 

でも、勇気や意欲を出す前に

背伸びし過ぎて詰まっていないかどうか。

自分じゃないものになろうとしていないかどうか。

 

それを、問いかけてみることが

形にはまった成功ではなく

自分にとっての唯一の成功に誘われるコツです。