《本日のフリーダムメッセージ》

自力ゾーンと他力ゾーン~

望みをはっきりと
直視しているのにも関わらず
人生を進めていく際に
どうにも進まないところが出てきたら
それは、少し取り組む角度を変えてみる
必要があるのかもしれません。

何故なら、人生には
自力ゾーンと他力ゾーンが存在するからです。

自力ゾーンと他力ゾーンを
上手く活用出来ているとき
わたしたちは『宇宙と呼応』します。

呼吸をする際に
吸ってばかり。
もしくは、吐いてばかり。
を続けていくとどうなるでしょうか?

過呼吸になって、苦しくなりますよね。

それと同じことが
人生を進めていく際にも
起こっているのです。

ですから
吸うことも、吐くことも
両方出来る状態。

自力ゾーンと他力ゾーンの
両方を力を抜いて自然と出来るように
なってバランスをとって
いくことが大切なのです。

自力ゾーンは得意だけれど
他力ゾーンは不得意な人。

この人は、いつも、急いでいます。
車で例えるならば
アクセルを全開で踏んでいる状態。

ところが、他力ゾーンが不得意だと
『自分だけで、何とかしなくちゃいけない』
という力みがあります。

力みは、ブレーキになるので
アクセル全開でもの凄く力が入っているけれど
ブレーキを、もの凄く踏んでいる状態なのです。

だから、アクセル全開のわりに
思ったよりも、車は進みません。

そして、いつも自分ばかり頑張ってしまうから
どうしても、不平不満が出てきます。

自分が頑張ったほど、世界は与えてくれない。
という不満です。

ブレーキは、他にも他人から援助されるプライド
良く見せたいという傲慢さ
出来る自分にしか価値は無い
なども含まれているかもしれませんね。

こういう傾向がある人は
他力ゾーンを使いこなせるようにすると
人生が好転の方に巡り始めます。

今度は
他力ゾーンは得意だけれど
自力ゾーンは不得意な人。

この人は、いつも、尻込みしています。
車で例えるなら
人に、後ろから押してもらいながら
アクセルを踏むか踏まないか
ちょっと踏んでは離してしまっている状態。
ちゃんと、アクセルを踏めていません。

自力ゾーンが不得意だと
『失敗してしまう』
恐れがあります。

恐れは、アクセルを踏む足を留めてしまうので
ほんの少ししか、車は進みません。

そして、いつも他人からもらってばかりだから
どうしても、情けなさが出てきます。

皆はわたしをこんなに助けてくれるのに
自分は何もできない。
という情けなさです。

他にも足を踏めないのは
嫌われてしまうとか、他人からどう思われるかとか
自分でやるという厳しさと向き合えないなども
含まれているかもしれませんね。

こういう傾向がある人は
自力ゾーンを使いこなせるようにすると
人生が好転の方に巡り始めます。

さて、最後に適度にアクセルを踏みながら
スイスイと快適に走る車の運転手さんは
どんな風に感じているのかを
みてみましょう。

この運転手さんは
自力ゾーンと他力ゾーンの両方のどちらも
力むことなく使えています。

他力ゾーンで、他者から助けてもらえばもらうほど
愛を与えてもらえばもらうほど

愛をこれほどまでに受け取って生きることに
恵みや祝福や感謝を感じています。

自力ゾーンでは、自分が自分を発揮すればするほどに
光を現せば現すほどに

愛である自分を感じながら
光や神聖さや喜びを感じています。

どちらか一方しか使えないことが
苦しみを生みます。

自力ゾーンと他力ゾーンの両方を使いこなし
『宇宙と呼応』していったとき

吸っているときも幸せ。
吐いているときも幸せ。

どちらの時も愛と幸せを感じて
生きることになるのです。