《本日のフリーダムメッセージ》

落とし穴

昨日の記事で
能力を高めていくことについて
また、覚醒していく際において
素直さと継続がとても重要である
ということを書きました。


→素直さと継続

この素直さと継続。
実は、ある落とし穴ポイントが存在します。

『学ぼう』と思って
ただ、学んでいる段階の時は
比較的素直さと学ぶ姿勢は
継続されやすいものなのですが

問題は、提供し始めて
上手く行き始めた時なのです。

自分も提供者になって発言をしたり
仕事として成り立つようになってきたり
お金が巡るようになってきたり
成功し始めたり
現実的に、上手く巡り始めた時

ここに落とし穴ポイントが存在します。

まさか。と思いますよね。

なぜなら、みんなそうなりたくて
仕方ないんだから。

しかし、物事には常に表だけではなく
裏を孕んでいるのです。

成功してお金が巡り始めた途端
びっくりするほど
人間が変わったように翻り

素直さと継続性が失われ
自分と真摯に向き合ったり
自分の覚醒には取り組まなかったり
ということは珍しくありません。

どうして、そうなりやすいのか。

ということを
ひたすら研究してきましたが

一つには
誰にも頼らず、1人でやっている状態ではじめて一人前
という概念や定義が根強く残っていること。

もう一つには
自信というものを、出来るということとはき違えている
というところにあります。

誰にも頼らず、1人でやっている状態ではじめて一人前
という概念や定義が根強く残っていることについて

依存、自立、自制という記事にも書いたように
現在の日本は
依存に偏りやすいか、自制に偏りやすいか
のどちらかの方が多く

2極化しており
真の自立を成している人は
実はとても少ないのです。

誰にも頼らないで
はじめて一人前という自制を
自立だと勘違いすると

頼ることは良くないこと
となりますから

素直さと学ぶこと
覚醒に取り組むことの継続性は失われます。

なぜ、他者による覚醒のサポートは必要か?
というところにも書いたように
素直さと継続性が失われると
自分で自覚できる範囲にしか
取り組めなくなりますから
覚醒という目線においては
成長が停滞します。
更に、提供者側としての成長も停滞します。

☆自信というものを、出来るということとはき違えている
ということについて。

これはとてもやっかいです。


出来ない→自信ない
出来る→自信ある

という構図から抜け出せないのです。

本当の自信というのは
出来たり出来なかったりする自分→自信ある


ということになることなのですが
ここに至れないのです。


出来ない→自信ない
出来る→自信ある

この構図で動いている場合
提供するためには
ある程度の自信がないと
提供者としては失格だ。
という気持ちが湧いてきます。

そうした時に
邪魔になってくるものは何か。

未熟で出来ない自分です。

学んで自分と向き合うということは
未熟さを観ることですから
それが、邪魔者になります。

こうなると
自分と向き合えず
素直さも継続性も失われ
未熟さを見つめる事が出来ませんから
自己成長も失われます。


出来ない→自信ない
出来る→自信ある
 という構図から

出来たり出来なかったりする自分→自信ある という構図に変容し

本質的な自信を養うことが
大切なのですが
今までの教育システムや
今までの社会システムにおいて
出来ることが良い事とされてきましたから
かなり厄介で強固な課題であると言えるでしょう。

成功も豊かさも仕事も
何もかも好きなだけ
全てを手に入れることは
とても、素晴らしいことです

それと同時に
自分と真摯に向き合う姿勢

自分の覚醒や
自分の進化と成長
そして自己ケアを
大切にしたいものです。

なぜなら、それは誰かのためではなく
本質的にあなた自身を
大切にしているということ

そのものだからです。