《 本日のフリーダムメッセージ 約束を守ること 》

 

 

約束を守ることと

世間的な体裁を守ることは違います。

 

 

全く異なりますが

これらは一見、どちらであるかというのは

他人にはわからないことです。

 

 

他人にはわからないレベルなので

自分にしかわかりません。

自分の内側で自分の目的がどうであったか

それを確認する方法しかないのです。

 

 

さて、約束を守ることと

世間的な体裁を守ること

これらのどちらもが守ること。

そのまま継続しようとする力です。

 

 

ただしこの二つは、矢印、ベクトルが全く逆です。

世間的な体裁を守ろうとしている場合

体裁という言葉自体が

 

 

世間からどう見えるのかを考え、見た目が良く見えるように繕うこと』

 

 

ということですから

自分が人からどう思われるかを気にしていたり

どう見られるかの方を優先してしまっていて

自分が本当にしたいことではない方を

自分の身を守るために

選んでしまうことも多々あるということですね。

 

 

これは、恐れから守ろうとする

ベクトルエネルギーが発動している状態です。

 

 

対して、約束を守ること。

これは、他者や自分を大切にして成し遂げようとする

愛のベクトルエネルギーが発動している場合も

とても多いのです。

 

 

例えば、約束を守る相手が他者であった場合

他者に嫌われてしまうから守ろうとするなどの動機であれば

恐れから守ろうとするベクトルエネルギーが発動しますが

 

 

 

そうではなくて

その人にとっての約束の動機が

自分が自分との約束を守る=自分を大切にすること=自分が自分の信頼を得ること

 

 

であった場合は

他者と交わした約束も

自分が自分と交わした約束も変わりませんから

愛して大切にして、信頼を積み重ねて

それを成し遂げようとする愛のベクトルエネルギーが発動するのです。

 

 

エネルギーで物事を捉えることができる人であれば

これらがどのように異なるのかを感じられますが

そうでない場合は、人それぞれの現在の価値基準や

自分の物差しで物事を見て勝手な判断をつけるでしょうから

これらの違いがわからないでしょう。

 

 

愛して大切にして、信頼を積み重ねて

それを成し遂げようとする愛のベクトルエネルギー

この約束を守るということが

わたしが非常に重要視している生き方で

実は成功の秘訣です。

 

 

何故かと言いますと

自分はいつも自分を見続けているんです。

 

 

他の誰かに見られていなくても

自分はいつも自分を見ているのです。

 

 

出来もしない約束をしたとして

それを裏切り続けているという行為は

他者と自分の関係性だけで発生するわけではありません。

 

 

裏切りは、自分と自分の間にも

常に起こり続けていることなのです。

 

 

自分が自分に課した課題は

自分の見積もりによって難易度が変わります。

 

 

『やろうと思ったけれど、やっぱり出来なかった』

 

 

という積み重ねで来てしまっている人というのは

大抵、自分自身という人間を高く見積もり過ぎているのです。

 

 

高く見積もり過大評価しているから

何回も自分との約束を裏切ってしまうのです。

 

 

段々、約束を破ることが当たり前になってきてしまって

自分への裏切り癖がついてしまってる。

 

 

そんな状態で、自分への信頼があるはずもなく

自分が何かする際に『出来る』という

根拠のない確信が生まれるはずもありません。

 

 

対処法としては、先ずは絶対に出来る約束しかしないで

(自分を高く見積もりすぎない)

(自分の弱さや弱点を無視しない)

ひたすら、約束を守っていく、それだけです。

 

 

約束を守る人間というのは

自然と信頼が高いですね。

 

 

実現している人間ということですから。

 

 

もちろん、生きていれば、当時約束したことと

気持ちや状況が変わったりすることもあるでしょう。

致し方なく、今の最善に変更することもあるかもしれません。

 

 

今は特に、変化が激しいですから

そうした一時の感情や状況では全く変わらないような約束

そうした約束の質が問われ始めています。

 

 

守れない約束は、最初からしない方が良いのです。

 

 

昨今の学びや環境の速度を踏まえて

約束自体も今までと同じ約束の概念では

達成することが、より難しくなってきていることを感じています。

 

 

何せ、今、この瞬間の今。

という風に世界が新しく変わり続けているのです。

 

 

それにフレキシブルに対応しながら

約束も守ることで自分の信頼を得ていくためには

守ることの出来る約束の方法で約束をしていきましょう。

 

 

1、誰かと一緒にいるかどうかは

誰かと一緒に関わるかどうかは

利点や何かを得られるという期待などで選ばず

その人と一緒にいたいかどうかという愛で決めましょう。

愛の時だけ、ずっと一緒に居られます。

 

 

2、自分にとって難関と思われる達成への約束は

期限を決めずに達成するということだけを決めます。

『最速で絶対にやる』ということだけは確実に決めておきます。

必ずやるのですから、そこに罪悪感を発生する必要性がなくなります。

 

 

3、止むを得ず、状況を変更しなくてはならなくなった時

本来の目的(自分の達成したい思い)が何であったかを確認しましょう。

本来の目的と今、世界から求められている声の両方を聞いて

それらが一致する着地点を探します。

一致した時には、形を変更したとしても

自分との約束を守らなかったことにはなりません。

他の人が関わっていれば、その人の本来の目的も達成するように

全てが叶うような達成ポイントを探ります。

違う形であっても、全員にとって達成しているように向かわせた時には

約束は守られ、全員の信頼は上がります。

 

 

4、以前にも増して

力を入れて過剰に頑張ることで

達成することが難しくなっています。

無理が一切効かない状態です。

力を抜いた状態で、自分がリラックスした状態で

自分がどれくらいのことが出来るのか。

再度確認してみると良いでしょう。

自分が自分に過剰に課したことで

自分を追い詰めてみても辛いだけです。

力を抜いた状態で、自分が自分らしく

リラックスした状態で遊んでいけるような

余地のある約束をしていきましょう。

 

 

以上、約束について色々書いてみましたが

いかがでしたでしょうか?

 

 

約束と一言でいっても色々ありますし

自分自身への約束の積み重ねにおける自己信頼は

1日にして成るものではありません。

 

 

それでも、自分が自分に積み上げた自己信頼は

決して消えることがありません。

何故ならそれは、外側の評価とは無関係に

自分の内側に確かに宿り続けるものだからです。

 

 

『 わたしは必ずやり遂げられる人間だ 』という

根拠のない確信を持てるのは

自分が自分に対して約束を成し遂げてきた数と

絶対に成し遂げたいことを諦めず取り組み続けて

自分が自分を裏切らなかったからに他なりません。

 

 

今まで、約束を破り続けていたとしても

敗者復活のチャンスは、いつでも用意されています。