《夜エッセイ 波》

 

人間だから、波を無くすことはできません。

潮の満ち引き。

月の満ち欠け。

バイブレーション、命の動き。

 

波自体を無くすことはできないけれど

波に翻弄されるのをやめて

波を楽しめるようになることはできます。

 

波を無くすことはできないから

無くそうとしたり

一定を安定と捉えると苦しくなります。

 

なぜなら、人間である限り

波は無くならないから。

 

固定の安定という

幻想を得ようとするのを辞めて

変化すること自体に安定が存在する

流動的安定を手にすることです。

 

流動的安定を手にしていると

流動的だから、バイブレーションを

捉えることができます。

 

抵抗が少なければ少ないほど

バイブレーションの波が小波になって

破壊と創造の繰り返しに慣れてきます。

 

流れるプールの速度が増してきていますから

自分が流動的になればなるほど

流れとの一体感があるから楽なのです。

 

小波を嫌わない。

なぜなら、起こるから。

 

小波に惑わされない。

なぜなら、疲れるから。

 

それは、いかに人間というものそのものを

受けとめているかどうかにもかかっていて

人生においての深刻の割合を減らすことに貢献します。

 

真剣さは大事。

でも、深刻になっても、あまり解決していきません。

 

気楽にいきましょう。

 

気楽というのは、やれるだけやって

ちゃんと対策することは全部やってる人が

初めて呟ける言葉だけど。って

ちょっぴり最後辛口になってしまいました。

 

身体がついてこなくなる人が激増中。

調整系のエネルギーワークを

自分で出来るようにならないと

精神的にも肉体的にも

どうにもならなくなってきている人急増中。

 

気楽と逃避は違いますね。

 

賢く自分にとって必要なアイテムを揃え

自分を癒して整え、小波を遊びつつ

使命や請願という大波を捉えて乗りこなす。

 

これが、今時の流動的安定を生きるコツです。