《本日のフリーダムメッセージ 嫌われ者》

 

ずっとずっと長いこと

忌み嫌われてきたもの。

 

それは闇。

光がみんなにあるように

人間である限り

必ずある闇は

長いことみんなの嫌われ者でした。

 

捨て去ろうとしたり

切り離そうとしたり

無くそうとすることに躍起になりました。

 

遂に闇をすべて消し去り

光だけに成りし時には

全光(全闇)と成って

支配と排除を生むとは知らずに。

 

個という一人の人間の状態で

完全になろうとした時には

世界には正義という名の犠牲と

排除と戦争が生まれました。

 

ワンネス的完全。

それは、むしろ個としては

不完全であることで達成できるのです。

 

人間であること故の

脆さも

弱さも

間違いも

愚かさも

 

すべてある。

 

忌み嫌われてきた闇ごと

丸ごと愛した時に世界は変わるのです。

 

さて、今まで自らの闇しか

見てこなかった者たちがいます。

 

その者たちは

むしろ、自らの光を思い出していくときなのです。

 

最も暗い深い闇は

最も明るい崇高な光そのもの。

 

自分に限ってまさか。

 

そう感じたならば

あなたがまだ、光を思い出していない証拠。

 

他の誰かばかりに光を見て

自らに闇ばかりを見てきた者たちよ。

 

逆転の鐘が鳴った。

世界は反転し始めた。

 

光だけが真実と見抜きながらも

己の闇を、闇ごと丸ごと愛せ。

 

闇にまみれ

泥に浸かり

鎖を巻きつけてきたときにこそ

 

光は、どれくらい輝くか

そのスケールを高めていたのだから。

 

醜さの分だけ、美しさを

罪の分だけの、許しを

制限の分だけの、自由を

 

解き放ち、手にするために。

 

すべては、そのためのものであったと成りた時。すべては、愛であったということが心の奥から誠にわかるのです。

 

解き放て、光よ。