《本日のフリーダムメッセージ》

~お金の話 その2 使える能力〜

 

お金の話を連載で書いています。
昨日は その1お金に対するイメージ
の話をしていきました。

本日はお金を使える能力について
お話していきたいと思います。

同じお金に関する能力なんだけど
稼ぐ能力と使える能力は
全く別物なんです。

だから、大きく分類すると
どちらか片方は得意だけど
どちらか片方は不得意

もしくは
両方不得意
両方得意
という4つの構図に
分けられるということですね。

ある時こんなご相談を受けました。

ご自身は、月に50万〜稼がれて
いらっしゃいましたので
稼ぐという能力については
もっと向上する余地はあれど
極めて今問題となる状態ではありませんでした。

ところが、この方、『お金を使う能力』
ということが欠けていたのです。

とにかく、使えない。

ご結婚されており
奥様と子どもが居るのですが
奥様がお財布を握られていて
月々のお小遣いが15,000円だというのです。

でも、15,000円で出来ることは
とても限られており、やりたいことが出来ないと。

『奥様に、ご自身の気持ちをお話されてはいかがですか?』と、わたしは、ごく普通のアドバイスを言ってみました。

そうすると『言いにくい』『言えない』というのです。

よくよくお話を伺っていくと
自分の本音よりも他者を優先させてしまうところがあること。以前、奥様に対して悪いと思ったことをしたことがあり、奥様に対して罪の意識があるということもわかってきました。

つまり、彼にとっては
お金がなく自分のやりたいことが出来ないで
自分が苦しい状態にいるということで
罪滅ぼしをして、罪とのバランスをとっていたのです。

しかも、この罪悪感は根深く
エネルギーを探っていくと
奥様との事象によって発生したわけでなく
元々のご本人の罪悪感の含有量がとても多く
それが発動しているので、この事象を引き起こして
いるということもわかってきました。

このケースの場合は
罪悪感の解放(フリーダムディスティニー)
と封印解除を行うことで劇的に好転しました。

根源的な罪悪感を解放することで
もっと、自分はやりたいことをやっていい。
という自由を、自分に与えることが出来たからです。

人間関係においても、自分の本音を相手に伝える
ことが出来るようになってきました。

***

さて、また、ある時こんなご相談を受けました。

依頼者はお金持ちの親を持つ娘さんでした。
両親はお金を沢山持っていて
貯めることは得意なのだけれど
とてもケチでお金を
自分の楽しみのために使えない人でした。

娘さん自体は
お金を凄く持っていたわけでは
ありませんでしたが
自分の趣味や好きなことに
お金を使うのは得意で使っていると

浪費している。とか
無駄使いしている。と
責められるというのです。

そして、娘さんは、もしかしたら
自分は浪費してしまったんじゃないか
無駄使いをしてきてしまったんじゃないか
と不安になっていました。

お話を一通り伺った後
わたしの口からこんな言葉がするりと出てきました。
『浪費や無駄使いとは、誰が決めるんですか?』

実は、この案件は、一見お金についての
課題に思えそうですが
別のところに問題があったのです。

娘さん自身が
自分にとっての喜び。
自分にとっての真実を信じ抜くことが
出来ないでいたのです。

ご両親から見て、とても無駄使いや浪費
だと思えたというのも、ご両親から見る真実。

でも、娘さんにお話を伺っていった際に
娘さん自分自身からしたら
とても大切なことにお金を使っていました。
自分の喜びのためにお金を使っていたのです。

でも、誰か他の人にそうじゃないと言われたら
どうなのか、不安になってきてしまった。

娘さん自体のテーマは、誰かに何かを言われても
自分の感じたことを信じること。
自分の真実を貫いて生きるということでした。

この方のご両親はとても制限が強く
幸せになる許可を出していなくて
幾らお金を持っていても使えないものですから
使っている人を見ると腹が立ってくる状態でした。

人は、自分が本当はやりたいのに我慢していることを
他の誰かがやっていると、もの凄く怒ります。

禁じていることを
他の誰かがしていることを
受け容れたくないからです。

例え、お金を稼ぐ能力があったり
お金を沢山所有していたとしても
自分がしたいことが出来ていなく
禁じている状態は
とても苦しいものです。

お金を使える能力というのは
いかに、やりたいことをやることを許可しているか。
自分が幸せになることを許可しているか
(罪悪感がいかに解放されているか)
誰かにとやかく言われても自分の喜びや真実を貫けるか
というところに尽きます。

世界に制限をかけられているのではないのです。
制限をかける時
いつも、いつも、わたしたちは
自分自身で制限をかけています。

顕在意識下ではない
もっと奥底に制限の鍵があることは
沢山あるのです。

制限を脱するのは自分。
幸せを許可するのは自分。

本当に自由になるということは
自分自身からの自由なのです。

明日は、稼ぐ能力についてを
お話していきます。