《本日のフリーダムメッセージ  人一人分の責任》

 

責任は、いつも、人一人分しか負えません。

とてもとても大事な基本。

 

責任の割合が人一人分じゃなくなった時に

加害者と被害者が発生します。

 

被害者は、誰かのせいにするのをやめて

無関係な人を巻き込むことをやめると

終わっていきます。

 

被害者意識は、自分で責任を取ることに

意識を向けていくと終わります。

 

ここで、重要なポイントがあります。

被害者意識が強い人というのは

責任を取ろうとした際に

人一人分ではなく、他の人の責任も

背負いすぎる傾向も同時にあるという事実です。

 

この事実に気付いている人は

あまり、多くありません。

しかし、大変重要な項目なのです。

 

被害者意識が強い人というのは

責任を多大に負わされることを恐れています。

人一人分の責任という感覚自体が

ずれているのです。

 

そうなると、いざ、責任を取るような場面においても

過剰に責任を取る可能性があります。

 

サポートする側は

責任転換だけを終わらせるのではなく

責任を過剰に取ろうとすることも

同時に終わらせるようにしなければ

本当の意味では終わっていきません。

 

責任を過剰にとるということは

加害者にエントリーしているということです。

 

被害者か、加害者にエントリーしていることを

終わらせていかなくてはなりません。

 

加害者にエントリーすると

どういう世界がつくられるか。

 

加害者にエントリーしたので

被害者が生まれて自分は責められるか

自分で自分を責めます。

 

しかし、本当は自分の責任じゃないものまで

負うことになりますから、次第に重荷になります。

 

そうして、最終的には、加害者で在り続ける

一方的に自分だけが悪いという場所が

居心地が悪くなってきて

 

加害者にするなんて、酷い!となります。

 

つまり、加害者になりたがる人。

全責任は自分にあるという人。

そういう人というのは

最終的には、被害者に成りたい人です。

 

『誰かの分の重荷を背負わない在り方』

 

これは、とても重要な在り方で

責任が取れていますから

加害者にも被害者にもならず

加害者も被害者も生み出しません。

 

責任を過度に負わされないことを

主張し、選ぶことによって

加害者と被害者という世界そのものから

逸脱することとなり

 

そうなってくると

自分と関わる人が

自分の責任は自分で

とっていける様になるのです。

 

この両方から逸脱している状態が

真に、被害者も加害者も生み出さない状態です。

 

責任を取らなさすぎることと

責任を背負いすぎることは

実は、同じ課題であるということを知り

過剰も過少も、どちらも同じであると捉えて

生きていくことで、責任というテーマを

クリアしていくことができます。