《本日のフリーダムメッセージ》

子育ての悩み

 

母として
子育ての悩み
子どもに対しての
圧倒的に多い相談は

『娘や息子に対して、~な育て方をしてきてしまった』
『娘や息子に対して、~これしかできなかった』

というような
過去の自分の育て方や
過去の自分が子どもに
行ったことに対しての後悔です。

その当時は、良かれと思って行ったけれど
今となってはそう思えないこと。

後悔は時に成長して
罪悪感を形成していたり
そういう育て方しか
出来なかった自分を
罰していたりします。

このケースの場合
過去の自分の育て方や
過去の自分が子どもに
行ったことの内容の種類は

本当に、様々。
多岐に及んでいますが
共通しているところは

『子どもの分までの責任を背負いすぎている』

ところにあります。

子どもの分までの重荷を背負いすぎている
というのは、子どもの分までの創造の責任を負おうと
していることです。

いつも、そうであるように
今の自分が最高の自分。

過去の自分の思慮や選択は
何と無知で浅はかなものだろう。
と感じるものです。

だから、過去の自分の言動や行為の中で
愚かと思えることは
沢山あります。

それは、ある意味
自分がどれほど変化し
成長したかということも
同時に解ることでもありますが

子育てのこととなると
取り返しがつかない気がして
不安になったり
責めたりしてしまう。

それほどまでに
子どもが大切だから起こる感情だけれど
そういう時は
『子どものことも、1人の人間』として
見てみるのです。

これからのこと。
これから起こすことに対しては
真摯に向き合って
最善に取り組んでいくけれど

過去起こったことに関しては
それが起こったのであれば
親子の中で『同時創造』が起こった
という本質的な捉え方をします。

これは、世の中で起こっている
どんなことにおいてもそうですが
被害者、加害者は存在しません。

起こったことに関しては
まさかと思う事であったとしても
子どもの方も、深いレベルでは
魂レベルでは望んでいることしか
起こらないのです。

その体験や経験を
どう活かしていくか。

というのは
子ども次第
その人次第。

そうして、被害者加害者という構図から
離れるときには
同時に『自分が子どもの立場の時に
親に育てられたことに関しても、また同じである』

ということを
深く、深く、受け容れていきます。

加害者被害者という構図は
どちらか一方では発生しません。

両方で発生しているのです。

引力と引力が
全てを起こしています。

『子どもにとって、良くない育て方』
をしてしまった。

そもそも、それ自体、本当でしょうか?

世間には、ありとあらゆる子育て本があって
こうすればいい。
ああすればいい。
と色々のっています。

本当に、それは
あなたとあなたのお子さんに
合っていることなのかしら?

『いつも、こうでなくてはならない』
とした瞬間に枠は発生していて
正しさと間違いが発生します。

それは、愛を限定的に捉えているから。

もっと、奥をみてごらん。
もっと、全体をみてごらん

愛とは、とても奥深いものなのです。