《本日のフリーダムメッセージ 愛ではなかったと受け止める》

 

人間は、時に愛ではないものを

愛だと思い込もうとすることがあります。

 

愛してくれてなどいないのに

愛してくれているのだと

思い込もうとするのです。

 

北海道の幼少期頃の影響により

その後の人生についても

かなり、厄介な根深いものとして

発動していたことがあります。

 

父が、誰よりも、最も第一優先にしたのは母でした。

 

子供の時から、どんな局面でも

父が大事なのは、母であって

私ではありませんでした。

 

母は、『精神の病気があるのだから』

多めに見なくてはならないのです。

 

どんなに不平等であるようなことも

私には、我慢を強いて

母を許すように言われてきました。

 

母の調子が悪くて

学校におかしなことをして

突拍子もないことをして

とても迷惑をした時も

『お母さんは、病気なのだから』

ということで、許すように言われました。

 

弱くて病気だと、大事にされる。

強くて健康だと、大事にされない。

 

私は、強い自分が嫌いでした。

自分も気が狂うことを、とても強く望んでいましたが

それは、叶わなかったのです。

 

父は、私を愛さなかったわけではありませんが

大事な場面において、常に母を優先し

私を優先しなかったため

深いところで憎んでいました。

 

若い頃、何もわからず、恋愛をしていた時は

『誰かから奪う』ことに高揚感を覚えて

奪い終わったら、興味を失い

去るといったことも、行ってました。

 

それは、父が母に向けていた関心を

自分に向けたかった現れが

クローズアップされた恋愛のスタイルです。

 

人間は、こうして

幼い頃に親で達成できなかった思いを

達成する衝動によって構築されている

恋愛をすることがあります。

 

それは、愛というよりも

衝動でできています。

 

その後も、他の誰かをすごく愛している人を

好きになりました。他の誰かを深く愛している人が

いつか、自分の方に関心が向けるようにすることが

父に対する私の望みだったからです。

 

とても苦しい設定ですね。

これでは、一向に幸せになりません。

 

更に、これは、恋愛だけでなく

集団の中でも現れました。

 

とある集団にいた時のことです。

 

『〜さんのために、あなたの力が必要』

といった必要のされ方。

 

つまり、集団世界におけるわたしは

次女設定みたいになってしまっていたのです。

 

ある期間の間、シンデレラの話が

そのまま出てきたかと

思われるような、事象が起こりました。

 

意地汚い、姉(先輩たち)がいて

いつも、意地悪を言ってきます。

 

お母さん役の人が現れて

『まあまあ、姉たちは、問題が多いから

多めに見てやってあげて』と言います。

 

厄介だったのは、カルマがかかっていた時

お母さん役の人は

わたしを愛してくれていると疑わず

錯覚していたことです。

 

事実は、次女のように

姉たちのために、わたしが必要だっただけでした。

 

それは、言葉を変えると

自分都合の利用です。

 

その事実を受け止められず

きっと、わたしも、姉たちと、同じように

愛されているに違いない。

 

そんな風な淡い期待が続いている時

『〜さんのために、あなたを呼んだ』とか

『〜さんのために、人を集めて欲しい』と

はっきり言われていたのにも関わらず

わたしは、都合の悪い言葉をかき消すようにしていました。

 

愛じゃなくて、利用だった。

愛じゃなくて、犠牲を強いられた。

 

とても苦しいことですが

その真実を受け止めることでしか

始まらないことがあります。

 

そうして、辛い事実を、そのまま受け止めることで

利用されたり、犠牲を強いられるような

設定のカルマを解き放つことに繋がるのだと思います。

 

愛もあったかもしれない。

でも、確かに都合の良い存在として

利用されていたのも事実。

 

盲目になって、利用されることを

選択してしまった

愚かな自分だったのも事実。

 

愛だけじゃなくて

憎まれてもいたし、利用されてもいた。

 

とても辛いことですが

そうしたありのままの

真実を捉えて受け止めることで

自分の抱えている問題に気づけて

その課題や問題に取り組むことが

できるのだと思います。

 

まさか、まさか。

きっと愛であるはずだ。

愛してくれているはずだ。

 

きっと。や

はず。を終わりにしよう。

 

都合の良い人であるのを

終わりにしよう。

 

不平等を終わらせるためには

魔法を使って、設定を変えるのです。

 

シンデレラも、そうだったように。

 

あの物語で共感できるのは

酷い姉と酷い母は

そのままだったと言うところ。

 

彼女は、酷い姉と酷い母から離れて

王子様という、新しい幸せを見つけた。

 

つまり、本当に愛してくれる能力のある人と

引き合い、惹きつけ合うことができる

能力が身についたのです。

 

ビビデバビデブー。

設定を変えよう。

 

あなたが、幸せになるために。