《本日のフリーダムメッセージ》

愛という言葉

色々な言葉があって
その言葉の定義は
人それぞれによって異なるし
人それぞれの段階によって
異なるものです。

だから
どの言葉も
言葉の定義に囚われないで
耳を傾けるというのは
重要なことだけれど

教える側の人間であれば
誰しも、定義による
難解さを感じる言葉が
幾つかあって

そのうちのひとつは
『愛』という言葉です。

これほどまでに
その時々のプロセスによって

その時々の価値観によって

その時々の感じ方によって

その時々の囚われと枠によって

その時々の覚醒の度合いによって

変化する言葉は
そう多くは見当たりません。

だから、それは、言うなれば
相手にその言葉を用いて伝える時
とても誤解をされやすい言葉とも
言えるのだけれど

それでも、愛という言葉を
使ってしまう魅力が
秘められている
言葉なんだと思うのです。

昔はね。
愛って言葉が大嫌いだった。

うさん臭くて
嘘っぽくて
偽善者の香りがして。

愛なんて、何処にも無いのに
嘘つき。
と思っていたから。

でも、ほら

そんな時ですら
愛があるなんて観えない時ですら
愛なんて、無いよって思っている時ですら
愛という言葉を聴くのも嫌な時ですら

愛に抱かれていたんだ。

頑張って
消しゴムで消しても消しても
無くならないもの

形無き
不変の不滅の。

それが、愛の特徴なのかもしれません。