《本日のフリーダムメッセージ》

~感謝に満ちている人の進化系〜

 

感謝。

スピリチュアルを学んでいる人のみならず

誰でも、その重要さを知っている感謝。

 

しかし、感謝に満ちている人の中でも

更に種類があるということは

あまり知られていません。

 

そもそも、感謝というのは

思考で努力して頑張って

出来るようになるものではありません。

 

本質的に癒され変容した時に

自然と感じるようになるものなのです。

 

感謝出来ない、感謝が湧いてこない

という悩みは数多くありますが

 

それは、本人が感謝が出来ない人間なのではなく

まだ、感謝できるほどの状態にない

ということですので

感謝が自然と湧いてくるような状態になることは

取り組む方法さえ間違わなければ

必ず出来るということです。

 

この状態というのが重要。

そうなろうと頑張っていないのが状態。

頑張らずに力を抜いていて

自然と出来てしまうのが状態です。

 

さて、本日は、感謝が自然と湧いてくる状態に

なったと仮定してお話を進めていきます。

 

感謝が自然と湧いているというのが

前提だった際に

大きく分けて以下のような2つの状態があります。

 

1、常に感謝で満ちていて、同時に自分のことも素晴らしいと思っている

2、常に感謝で満ちているが、そんなに自分は素晴らしいと思えない。

 

両方とも感謝自体は、常にベースにある状態ですが

自分自身のことを、素晴らしいと感じているか

感じていないかというところに差異があります。

 

どうして、2番のような状態が発生することが

あるのでしょうか。

 

実は、感謝を感じるという才能が強い場合に

陥りやすい罠というのが存在するのです。

 

感謝を感じる才能が強ければ

万事上手くいくかというと

そうではないということですね。

 

光である物事には必ず影が存在します。

 

感謝を感じやすいというのは

お陰様の力を感じるのが得意ということです。

 

2番の人にとっての感謝とは

自分以外の他力の力を

感じるのが得意なのです。

 

逆に感謝を感じにくいというのは

物事が起こった際に

自分の力だけにフォーカスしている状態なのです。

 

ですから、感謝ができにくい時というのは

自分の力に過度にフォーカスしなければ

ならないほどに、自分の自信のなさの穴埋めや

過去生などの失敗や罪悪感が重りになって

自分を認めようと必死な時に起こりやすいのです。

そういった場合は、カルマを解放していって

重荷を減らすということが重要になってきます。

 

さて、話を戻します。

2番の人にとっての感謝とは

自分以外の他力の力を

感じるのが得意ということをお話ししました。

 

そうすると、この場合

素晴らしい現象が起こった際に

『この素晴らしい現象は他者のお陰様だ』となり

有難いという気持ちは湧くのですが

余りにもその度合いが強すぎたり

割合が過度すぎると

『自分は何もしていない』として

自信が無い人間になってしまうのです。

 

どうしたら、2番ではなく1番の意識状態に

なることが出来るでしょうか?

 

それには、幾つかの方法があります。

 

1、感謝が沸き起こりやすい才能が自分にあることを認める。

2、素晴らしい他者という景色は、自分の意識の現れであることを認める。

3、頂いている恩恵と現状とのギャップを埋めるべく、精進して現実的に活躍する。

4、お陰様を内に観る

 

1、2、3、は対処的な方法。

自力でも取り組みやすいです。

 

4になってくると、意識が覚醒してきて

ワンネス的に開かれていることが重要に

なってきます。

 

感謝に満ちている状態の人は

この4、お陰様を内に観れる状態にするという様に

感謝の有り様を進化させていくということが

いま、とても重要になってきていると感じています。

 

特に日本は謙遜を美徳とする文化です。

過度な謙遜は卑屈と裏返ります。

お陰様を外にも内にも両方感じながら

同時に賛美している状態になった時。

 

感謝に満ちながら

他者と自分の両方を素晴らしいと

感じている状態。

賛美を生きることが出来るのです。

 

内なるお陰を感じて生きる。