《本日のフリーダムメッセージ》

混沌

 

生命の奥を辿ると混沌がある

 

正しいも間違いもなく

光も闇もなく

善悪もなく

 

ただ、そこには

渦巻いているうねりがあって

新しいものがどこまでも

生まれていっているということだけがある

 

混沌にいると

何もわからないのだけれど

 

そういった時に

わかろうとしても

全くの無駄で

 

わかろうとすることを

辞めることしか

できることはないのだと

いうことだけがわかる

 

ある時

大きなスピリチュアルエマージェンシーの

状態になった時に

 

何もかもが解らなくなって

わたしは、わたしさえ

わからなくなった。

 

その時は

一部崩壊するどころではない。

アイデンティティーの崩壊。

 

それこそ

気がおかしくなったのかと思うくらいに

何もわからなくなった。

 

わたしは、こういう人間だ。

というアイデンティティーが

極端に崩壊すると

人間というのは

容易には落ち着いていられないのだろう

 

大騒ぎしてみたり

わかろうとしてみても

さっぱり無駄だったので

 

わたしは、わたしのことが

わからないまま

しばらく生きなくてはならなかった。

 

ただ、在る

 

ということしか

わからなかったけれど

 

それだけでも

意外と生きる事は出来た。

 

色々な事がわかる度に

色々な事がわからなくなる。

 

わかるのが増える度に

わからないのも増えていく

 

わかるのが増えたら

わからないのが減るように錯覚するけれど
そうではない。

 

全てがわからない時に
全てがわかっているのかもしれない

 

何もわからない時ほど
世界は教えてくれているのかもしれない

 

何もかも
決めるのは自分なのだと