《本日のフリーダムメッセージ 評価 》

 

自己価値が低く

劣等感が強い人は

他者との比較も過剰になりやすく

嫉妬も起こりやすいです。

 

そういう意識状態で生きていると

とても、苦しいので、劣等感に至らないように

皆さん努力されていますが

 

そういう意識状態の方にとって

劣等感を抱かないようにすることは

とても難しいことでもあります。

 

まず、一つはっきりと言えることは

劣等感や嫉妬(同じ意識状態です)

という状態を感じるということは

結局のところ

 

まだ、自分が自分の立ち位置に立っていない。

 

ということをお知らせしてくれている

ということですので

自分がまだ、自分の立ち位置に立っていない時には

完全に劣等感や嫉妬を感じるということの方が

正常な状態と言えます。

 

つまり、劣等感と嫉妬に関しては

世界にとっての自分の立ち位置を生きるまでは

完全に無くすことは出来ません。

 

劣等感と嫉妬は消え去りませんが

それと共に、自己肯定感と否定感というものも

同時に含まれていると、更に、複雑に絡み合ってきます。

 

自己肯定感と否定感については

世界にとっての立ち位置を生きていなくても

否定感を減らし、肯定感を上げることができます。

 

劣等感と否定感の問題は全く別物ですから

一緒にせずに、これらを分けて取り組むことがコツです。

 

自己肯定感が低い人は

自分の意識状態が以下のようになっていないか。

少し、観察してみてください。

 

何か物事を行った自分の行動に対して

他者の評価が存在したとします。

 

その際に、自分の評価は自分の評価として

揺るぎなく存在しているか、どうか。

そこが、要です。

 

例を一つあげてみましょう。

何か、一つ、文章を書いたとします。

 

その文章に対しての

1、自己評価

2、他者評価

 

というのは、公開しているものなら

常に、両方存在していますね。

 

評価が低い人は、1、自己評価の部分が

全く無いか、あったとしても、2、他者評価

と異なるものであると、1、自己評価を

消して2、他者評価に依存してしまうのです。

 

例えば、自己肯定感が高く

自己評価が確立している場合

 

1つの文章を書く。という、この行動についての

自己評価が80点だったとします。

 

そして、他者評価が20点だったとします。

 

そうすると、自己評価が80点というのは消えずに

他者評価が20点ということも受け止めますが

自己評価が80点というところは残るので

『自分的には、とても良いと思ったけれど、他者にとっては

そうでも無かった』

という風に捉えます。

 

ところが、否定感が強く、自己評価というものが

存在しない、あるいは、自己評価の軸が

他者評価によっては、揺らぐ状態の場合

 

自己評価の80点は

他者評価の20点が来た段階で

消えてしまいます。

20点だけの一色になって、それだけが残るのです。

そうなってくると

『自分は20点のものを書いてしまった。』

という風に捉えます。

 

こういったことが起こらないためにも

先ずは、自己評価というものを常々行う。

他者評価が来た時には、他者は他者の評価として

そのまま存在させながらも、自己評価もそのまま残す。

残せるためには、しっかりと自分が、何を、どんな思いで

行っているか、しっかりと見てあげる。

ということが大切です。

 

どんなに自分にとっての愛を表現していても

他者には、そうとは捉えられないことも

沢山あります。

 

しかし、自分が自分を大切に観て

自分が自分の思いを大切に観てあげた時には

自分が自分に対して行った評価は

揺るぎなく、存在し続けるのです。