《本日のフリーダムメッセージ》

~成功と成功 数式と答えの争い〜

 

淡路島で起こったことや
日本を立て直す際に生まれている
2つの勢力のせめぎあいについて
連載で書いています。

前回の記事はこちらから
→ 成功と成功 その1
→ 成功と成功 その2

日本を立て直すといった際に
大きく分けて
二つの勢力が存在していました。

1つは、第二次世界大戦で敗戦した前の
日本に戻りたいという勢力(過去への帰還)
→個としての成功

2つは、他国に従属しているという
日本からは脱却するけれど
平和を尊重し調和を築きたいという勢力
→ワンネス的な成功(全く新しいみらい)

この2つのエネルギーが
渦巻き、摩擦が起こっていたのです。
そして、両者は対立していました。
争いのエネルギーが生まれていたのです。

さて、本日は参議院の選挙選。
先日から様々なブログやFacebookが
賑やかになっていますが
二つの勢力という見方以外の見方を
宇宙視座を使ってみていきたいと思います。

宇宙視座は、二元性を超越している視座。
宇宙視座を使っていった時には
違いではなく同じに
フォーカスされていきます。

まず、なぜこれらの勢力が生まれたのか
その訳を見ていきましょう。

これら2つの勢力が生まれた発端は
日本が従属から自立していく流れ
従属→自立
のエネルギーが強まったからです。

現状を変えたい!という強い意識と
従属を辞めて、自立したい!という強い意識が
発端でした。

これは、個人レベルで起こっていることが
社会、国という集合意識レベルに反映されるまでに
なったという表れです。

そして、現状を変えて
新しい未来をつくろう!という
揺るぎない意識が
発生したのです。

さて、そうして、新しい未来をつくる時に
真っ先に意識が向かう先は何でしょう。

それは、過去です。

過去は過去でも
新しい未来をつくるための過去です。

従属→自立となるために
最も描きやすく、解りやすい過去。

それは、第二次世界大戦の戦前です。

なぜなら、とても解りやすく
依存の象徴は、戦後から始まっています。
だから、従属→自立という未来を描く際に
真っ先に出てくるのが戦前なのです。

憲法の改定は、実はこの戦前の日本
(従属→自立)というモデル、象徴
を表しているのです。

そうした中、もう一つ忘れてはならない
過去のモデリングがありました。

それは、伊勢サミットで大きく取り上げられた
オバマ大統領の言葉が象徴するように
争いを終わらせ、平和を願う意識です。

原爆を落とされた国である日本。
もう、二度と戦争を起こしたくないという意識です。

これらの一連の流れを数式にするとこうなります。

今の現状
➖今の現状
(従属を終わらせ自立する)
➕戦前の強い自立した日本
(新しい未来をつくるための過去)
➕平和を願う意識、原爆を世界で唯一受けた日本
(新しい未来をつくるための過去)
従属している日本を終わらせ脱却して
 平和を尊重し調和を築きたいという勢力

さて、ここまで見ると
何が言いたいか
意味が解りますでしょうか?

今の現状
➖今の現状
(従属を終わらせ自立する)
➕戦前の強い自立した日本→A
(新しい未来をつくるための過去)
➕平和を願う意識、原爆を世界で唯一受けた日本
(新しい未来をつくるための過去)
=従属している日本を終わらせ脱却して
 平和を尊重し調和を築きたいという勢力→B

先ほどの数式に
AとBという文字を書き入れましたが
これがまさに前述した

A 第二次世界大戦で敗戦した前の
日本に戻りたいという勢力(過去への帰還)
→個としての成功

B他国に従属しているという
日本からは脱却するけれど
平和を尊重し調和を築きたいという勢力
→ワンネス的な成功(全く新しいみらい)なのです。

つまり、言い方を変えればAはBのです。
また違う言い方をすれば
AはBという答えの式の一部です。

この時点で、AとBが対立したり
AとBが争っていること自体が
とても不思議な光景であることが解ります。

BはAがなかったら、生まれていません。
親がいなかったら、子は存在していないのです。

私は、個人的に人間としては
Bを選択しているため
Bのある希望に満ち溢れた政治家の
演説を見に行きました。

エネルギッシュで
とても素晴らしかったけれど
一つだけ、私の心に響かなかった
言葉があります。

それは、『相手を許そう』という言葉。
『許す』という部分です。

許すというのは間違いなのかというと
実は、これも正解です。

世の中のほとんどの人は
2極、対極の目線しか持っていません。

二元性だけの目線で生きている場合
正解が存在し
不正解が存在してしまうのです。

不正解が存在すると
怒りや場合によっては憎しみが生まれます。
そして、生まれてくるのは戦いのエネルギーです。

あれ。。。あれれ?
Bを応援している人
平和な世界を築きたいと
言っているのにあれれ?

いつの間にか
対立してしまったり
熱くなってヒートアップして
内なる平和は崩れ去り
平和を選ぶといっておきながら
争いのエネルギーを
内に生み出して
しまっている人がいたのですね。

意識の中で生まれる内なる争い
それが戦争の元です。

争っている方に
『許す』という言葉は有効です。
二元性で生きている方にとっては
許しという言葉は正解ですよね。

でもね、このブログを見にきてくれている人なら
許すという二元性で終わらせるのではなく
人間の自分が何を選択するか。
ということを決めた後は
いつまでも二元性だけの目線で
いなくて良いんじゃないかな。

というか厳しいこと言うと
平和を本当に選びたいなら
そうしないと、そうならないよね。

幾度も繰り返してきた過ちを
終わらせなくてはならないよね。

平和を選ぼうとして
争いを生み出してしまっている
という矛盾をやめないといけないよね

許すという言葉が
どうして生まれると思いますか?
許さなくてはならないほど
何かをされた
からですよね。

それ以外に、許すということは
生まれてきません。

つまり、相手に何かをされたと
思わないと、出てこない言葉です。

宇宙視座目線、すなわち 全ては愛
というところから見ると
全てのことはニュートラル
ゼロポイントで統合されており
感謝しかありません。

今の現状を変えるために、生まれた
私たちの内なる意識と意識が
織りなして、2つの勢力が生まれました。

1つは、自立➕平和のエッセンスが足された
ワンネス的な選択
個を超越しているワンネス的な成功

もう1つは、自立➕私たちの恐れのエッセンスが
足された、個の所有とか、満たされぬ我欲とか
力を見せつけることとか、分離とか
そういったことが現されている選択
個としての競争による成功

どっちも、私たちの内にあるんだよね。
だから、せめぎあってるんだよね。

そうしたら、私たちができることは
Bを選択するのはもちろんのこと
社会現象を見ても
全ては我なり
として、内に返し
もっともっと、恐れを手放し
ワンネス的な成功の自分を選択して
現していくことなんじゃないかな。

こうして、いろいろなことが解った時に
どうして、今まで歴史の大変革期に
戦争が起こっているかも、わかりました。

2つの勢力のせめぎあいということ自体が
摩擦を生み出し、熱を発生しているのです。

熱は、動力になります。

つまり、大変革するためには
エネルギー源として
ある程度の摩擦は必要なのです。

今までの場合は
摩擦が過熱して白熱して
止めどなく燃えて燃えて
大きな争いが起こり

全てを焼き尽くしてしまい
文明自体が滅びてしまったり
星が破壊されてしまう
ところまで行きましたが

宇宙視座を持ちながら
変革期を生きる人
人間としての二元性の視座と
二元性を超えた宇宙視座の両方で
生きる人が出てくることによって

外で起こっている社会現象を
内に返して取り組むことができる人が
出てくることによって

ヒートアップしすぎないで
スマートに時代を変革して
いくことができるのです。

長い記事となりましたが
世界の平和はあなたにかかっています。

わたしは、平和を選択します。
それは、外で平和を選択すると同時に
内なる平和を心に持つことです。

ハートにPEACEを。