《本日のフリーダムメッセージ》

~セラピストは人間〜

 

人との距離感が上手にとれない。

そんな悩みを抱えている方
多くいらっしゃいます。

距離感がうまく掴めない場合。
近すぎるか 遠すぎるか
の両極端な距離感しかとることが出来ません。

近すぎるか遠すぎるか。
0か100かのような状態に
何故なってしまうのでしょうか?

実は、このような両極端しか
距離がとれない状態の時というのは
エネルギーレベルでバウンダリー(境界線)の構築が全く出来ていない
時に起こります。

ですから、本人は近過ぎている時
他人の境界線を踏みにじっているということが
わかりません。

わからないので、近寄ってみます。
でも、近寄りすぎますから
相手は、応対するのが無理になって
関係性が破壊されます。

そうすると、どうして良いかわからないので
今度は人との距離をもの凄く遠い立ち位置
で取ろうとします。

それだと、触れ合ってる感がありませんから
また、人と触れ合おうとして近寄ります。

しかし、近寄りすぎてしまうので
また、問題が起こる。
このくり返しです。

解決方法は、実にシンプル。
もう一度、正常なバウンダリー構築を
エネルギーレベルで構築していくことです。

軽度の場合なら対応できますが
あまりにも全くバウンダリーが
無い重度の場合だと
ここで問題が起こります。

つまり、セラピストに対しても
バウンダリーが全くない状態で
近寄りすぎてしまうので
そういった場合は残念ながら
請け負うことが出来ないのです。

フェイスブックのメッセンジャーなど
プライベートなメールの方に
ご自身の問題やご質問などを
送られてくる方がこれに該当します。

本来はこれはセッションでしか
請け負えないものですので
メールに送ってくるということは
バウンダリーが出来ないということです。

そういった場合、お断りして
ご納得いただける場合と
全く改善しない場合とで
わけられます。

ご納得いただける場合は
対応可能(つまり、受け付け可能)
と判断できますが

そうでない場合は
対応が不可能になるのです。

どんなに優れたセラピストも人間です。
お休みもありますし、寝たり食べたり
プライベートな時間も存在します。

常に、応対してくれる人を求められた場合は
請け負うことは難しくなってしまいます。

こういった話をすると
『そういう人こそ、困っているのだから
セラピストが見てあげるべきだ』
という声が聴こえてきそうです。

聴こえてきそうですが
大抵、こういった状態の方に
対応をしてあげた方を拝見すると
無償、有償に関わらず、大変消耗され
それでいて、ほとんど成果をあげられていません。

それだけ、とても難しい案件であるということです。
そして、セラピスト自体が壊れてしまうことを
防ぐことが重要になってきます。

1人のセラピストやライトワーカーが
壊れたり倒れたりしてしまうと
そのセラピストさんが見られている
多くのクライアントさん全員が
多大な損害を受けますので
それは、何としてでも防がなくてはなりません。

何が言いたいかというと
セラピストやヒーラーやライトワーカーは
一人の人間である。

ということです。

とても当たり前のことですが
時に忘れ去られる項目です。

そして、セラピストやヒーラーやワーカーに
お伝えしたいのは

人間なので
完璧は出来ず
最善を尽くすしか出来ない。

ということです。

そして、セラピストだからこそ
自分を大切にしなくてはなりません。

これは、大前提であり
これがわかっていないと
苦しくなったり、体調不良になったりします。

自分を大切に出来るセラピスト。

それが、セラピストの姿勢の基本です。