《本日のフリーダムメッセージ 被害者意識が生まれるわけ》

 

自分は悪くない。

こんなに頑張ったのに。

わかってくれないあの人が悪い。

認めてくれないのは酷い。

あの人が悪い。

 

そうなる最大の理由は

自分の未熟さ、至らなさを完全に受け止めきっていない。

ために発生します。

 

中途半端にしか、未熟さ至らなさを

受け止めていないのです。

 

どうして、中途半端になってしまうのか。

 

それは、色々な自分が存在している中で

自分が未熟だったり

至らなかったりする部分が実際にあった。

いうのがシンプルな事実なのですが

 

未熟だったり至らなかったりするのが自分

=全部ダメな私

 

というように、未熟さの割合が

事実とは異なった割合に

なってしまうからです。

 

全部ダメな私になるのは誰だって嫌ですね。

全部ダメにしているのは

当の本人以外に誰もいなかったりするので

割合がおかしくなっていることに

気付いていくことが大事です。

 

全部ダメな私になるのはとても苦しいので

自分の未熟さを受け止めるのを

極度に嫌います。

 

全部ダメな私ということで

自分が自分を責めます。

 

そうなるのはとても苦しいので

未熟さや至らなさ自体を

受け止め切ることが出来なくなるのです。

 

改善策、特効薬としては

未熟さや至らなさを

受け止めてみましょう。

 

そして、それは自分の一部であり

全てではないということも

受け止めてみましょう。

 

未熟さや至らなさは

人間である限り無くせません。

 

無くせないので、人間だから

未熟さがあり、そして成長もできる

喜びも与えられてることを感謝しましょう。

 

自責が強い可能性があるので

自分に対して優しくしましょう。

 

優しくするのは未熟さを

受け止め切らないこととは違います。

 

自分が自分で頑張ったところがあるなら

自分が自分を認めて

しっかりと褒めてあげるのです。

 

自分はいつも頑張っている自分を見ています。

それと、他人の評価と社会の評価は別として

捉えます。

 

同じになっていると、他者の評価自体を

受け止めきれませんから

別にすることが大切です。

 

別に捉えられていると

自分が頑張った自分は

自分がわかっていますから

外側の評価がどうであってもそれは消えません。

 

消えてしまう場合は、自分が自分に出す評価と

他者が自分に出す評価が一体化してしまっていますから

別にしていくことが大切です。

 

別にすると、他者の評価も、他者の評価として

改善していくことに向き合えます。

 

被害者意識について

まとめると次のようになります。

 

1、被害者意識とは、自分の未熟さや至らなさを丸ごと受け止めきれないので発生するもの

2、未熟さや至らなさを丸ごと受け止めきれないのは

割合がおかしくなって、全否定となってしまうから。

3、対策としては、自分のことをよく見てあげる。褒めてあげる。認めてあげる。

4、自責が強い可能性があるので、エネルギー的に自責を

解放する。

5、他者の評価と自分の評価が一体となっている可能性が

あるので、全く別ものとして評価を捉える。

 

被害者意識があるというのは、加害者意識もあります。

これらの意識から脱却していくためには

被害者、加害者という両方から脱却していき

 

被害者も加害者もおらず

全ては同時創造である。という状態を生きて

 

『起こっていることは、いつも全員が起こしている』

という風に、起こった原因をどちらか一方に押し付ける

癖を終わらせていくことです。