《本日のフリーダムメッセージ》

~覚醒の現場~

 

統合や選択のお話に入る前に
少し、現場について触れておこうと思います。

フリーダムメッセージは
当事者目線でも、もちろん見れますが
ヒーラーさんや、セラピストさん
カウンセラーさんなど
こころに触れるお仕事をされている方にも
ぜひ、読んでいただきたい内容となっています。

昨日と一昨日の記事

→ 依存、自立、自制
→ 強さと弱さ

もそうですが、数々の現場からの
リアルな臨床体験と共に
お話させていただいています。

わたしは、覚醒の現場の人間です。
人と触れ合っていない
空論や、机上論には
全く興味がありません。

こうなんじゃないか。
というような予測にも全く興味がありません。

人間が自分の頭で予測できることというのは
いかに小さな範囲の狭い中で行われていて
真実からはかけ離れているのか
ということに、各々が気付いていく時だと感じています。

真実は、血の通った体験です。
ただの憶測を、理解とは呼べない。

憶測は、どこまで並べ立てても
憶測にしか過ぎません。

根拠が並んでいる憶測ではなく
理由のない『答え』こそが
真実なのです。

わたしのお仕事は
日本人の覚醒、ライトワーカーの育成ですが
ヒーラーさん、カウンセラーさん
セラピストさん、ライトワーカーさんの
スーパーバイザーとして指導させていただいています。

今日は、そちら目線の記事を書いてみようと思います。

目の前にはじめて来られた
クライアントさんが、今まで
他のところで色々学ばれてきたとします。

例えば、
マインドレベルでマインドの理解を促すもの。
満たし、癒しの要素が強いヒーリング系。
掘り下げ系で、ヒーリングを合わせたもの
書き換え系で、ヒーリングと合わせたもの。

色々、ありますね。

日本で癒しという言葉が流行初めて
スピリチュアルという言葉が流行初めて
はや、10年。
いや、もっとかな。

来られる方の中には
全くスピリチュアルを
知らない方もいらっしゃいますが
様々なところで、様々なことに
沢山取り組まれてきている方も
いらっしゃいます。

こうしたものに取り組んでいればいるほど
一生懸命に学んできていればいるほど
現状の状態を受け容れるのが
困難な場合があります。

真実とは、時に残酷なまでに
打ちのめすほどの威力を発揮するからです。

場合によっては
今までのテクニックやツールや考え方は
ひとつも 役に立たない。

ということですら、受け容れなくては
ならないこともあるかもしれません。

巡り巡って、それでも
改善していかないことは
深い絶望です。

散々、色々なところを
巡り巡って、わたしの元に
辿り着いたときには
何もかもが信じられなくなって
いることも沢山あります。

元々の課題は相変わらず残っていて
更に、スピリチュアルなことに対しての
不信が募っている状態です。

まさに、『崖っぷち』状態の方も
いらっしゃいます。

本質的な変容が起こらない限り。
スピリチュアルなことへの不信は
受けていれば受けているほど募ります。

昨今、何処でも、うたい文句は
<変化、変容、自由>ですから
その度に、自分も変われるかも!
と思って、真面目で努力家の方ほど
一生懸命努力して取り組みます。

ところが
本質的な変容を提供しているところは
世間において、極めて僅かなのです。

サービス事業という目線からすれば
成功なのかもしれませんが
クライアントさんが本質的な変容を
していくかどうかということよりも
受け終わるときの達成感を重視し
満足させるために
内容が組まれています。

講習でも、最終日などに
感動するような内容を<持ってきて>
<素晴らしい講習だったね!>
となるように<つくられて>いるのです。

それが、悪いわけではありません。
悪くはないのですが
第一目的がクライアントさんの
本質的な変容ではなく
クライアントさんを満足させることに
すり替わってきてしまうと
話は違ってきてしまいます。

これは、講習だけでなく
セッションにおいても同じこと。

満足することを第一目的として
つくられているものは
とても多いです。

だから、一時の高揚感は得るものの
一過性のものだったり
変われなかったりするものですから
受けても変われない自分を
責めている人も沢山いらっしゃるのです。

こういった方を多く観てきて
総合的に覚醒を提供できる人。
本質的な変容を提供できる人。
ライトワーカーを育成しよう!

と強く決意したのです。

そういう人が増えなければ
絶望が繰り返されるだけだから。

覚醒、こころと向き合うお仕事を
提供していく側の人間として
最も大切な姿勢の一つは

『己と本気で向き合い、自身が覚醒していくこと』です。

自分にすら、本気で向き合わない人が
他者にどうして本質的な変容を提供できるでしょうか。

どんな人間も、人間だから、課題は何時もあります。
弱かったり、情けなかったり、脆かったり、色々あります。

自分に常に向き合っていく姿勢は
こころと向き合うお仕事をしている人の
必須項目です。

何をしても、全ては自由です。
ルールもありませんし、何もかもが自由です。

しかし、自分は何時も自分を見ています。

自分の誠実さに沿わない在り方は
誰より、何より、自分自身を傷つけます。

自分の仕事に誇りをもって
胸を張って生きていきたいものですね。

明日は、統合や選択のお話をしていきたいと思います。