《夜エッセイ 本当に大切なものは、なんだろう》

 

執筆期間として、空けておいた時間が終わり

明日からは、また、セッションや講習で忙しくなります。

 

思った以上に、量は書けなかったけれど

編集者の方に、『納得するものを書いて欲しい』

と言われて、少々、ペースを落としてでも

納得できるものを書くことにしました。

本を書くということに、初心者マークの私。

それでも、この期間で、本というものに

大分、馴染んだ気がします。

 

本に触れ合って、仲良くなってきた感じ。

 

経験というのは、その人にとっての宝だけれど

経験を握りしめた時には、むしろ仇となることも

沢山あります。

 

年齢を積み重ねることもそう。

どんな年になっても、幼子のように

色々なことに初心者マークつけて

いつも、純粋に受け入れることができる人でいたい。

 

編集者の方は、私よりとても若い方で

私が、出版に関しては、全くの初心者なので

よろしくお願いします。という姿勢で過ごしていたら

謙虚だと驚かれました。

 

わたしは、ティーチャーですが

誰かからの、アドバイスを取り入れ、活かすことを

生き方として、とても、大切にしています。

 

本当に大切なものって、実は、そんなに多くない。

拘りが強ければ強いほど、本当に大切なものから

ズレてきてしまうことがあります。

 

拘りが強すぎると、進むことよりも

拘りが優先されるから、前に進んでいきません。

 

本当に大切なもの。

それは、個々に違っています。

違ってていいんだよね。

 

だから、色々な仕事と

色々なライフスタイルがある。

 

どんな仕事で、どんなライフスタイルでも

自分がやりたいのは、本当にこれだ

という確信があると

自分に自信を持って、生きられます。

 

そうすると、競争と嫉妬が終焉します。

一番やりたいことは、自分がやっているのに

誰かの真似などする気も起こらないものです。

 

納得するまで、やってないから

嫉妬が存在するのです。

 

競争ステージが終わると

内なる自分自身を超える

フェーズに入ります。競争は無いけれど

自分と向き合うことで、自分を超えていく

ストイックさは、相変わらずあります。

 

超えていく自分を、慈しみ。

未熟さを愛して。

 

大切なものだけを大切にして

進化し続けられる自分を

つまりは、人間を、冒険を

丸ごと、楽しんでいこう