《  EVERYTHING LOVE WORLD  感謝が抱けない時 》

 

昨日の記事を書いていて思ったのですが

感謝を抱けることって凄いことですよね。

 

2年前までは、感謝を抱くことの方が普通でした。

人生、どんどん幸せになっていって

宇宙は自分を幸せにしてくれるということに

疑いを抱くこともなく。

 

人生なんて幸せなんだろう

幼少期に辛い思いはしたけれども

こんなに幸せになることができるなんて!

 

もちろん、途方もないほど努力はしたけれど

仕事も家族もパートナーも全てパーフェクトで

こんなに幸せなことはない。

 

そう思って過ごしていて

朝、どんな1日が始まるだろう!と

ワクワクして、目を覚ましていました。

 

亡くなってしまった夫にも

物凄くいつも感謝していて

1日が終わると二人で『今日も一日ありがとう』と

お互い自然と言い合っていました。

 

こんなに貴重で幸せな日々を

過ごさせていただいていることに

いつも、物凄く感謝していたのです。

 

ところが、夫を亡くしてからというもの

サポートしてくれたり、手伝ってくれたりする方々へ

個人的な感謝は湧くのですが

 

宇宙への感謝が、さっぱり湧かなくなりました。

 

夫の死を完全に受け入れていなかったため

感謝することができなかったのです。

 

感謝は、統合の状態、全ては愛である

ということを受け入れた時に起こります。

 

夫の死を、わたしは簡単には受け入れることができませんでした。

 

自分の人生において、このタイミングで夫が死ぬことが

わたしにとっての最善の道だったということは

とても受け入れ難いことでした。

 

文字通り、奈落の底に落ちたわたしは

朝起きると、夫がいなくなってしまった世界になってしまったことに

呆然としつつ、絶望して目を覚まします。

 

ホラー映画の中にいるかのような感覚。

 

スタッフさんが、必死にサポートをしてくれて

なんとか、生きていたようなものです。

 

昨年夏には、遂に自分自身も体調を崩し

夫の死を深いレベルで受け入れることが

必須の課題になりました。

 

そこからは、巨大な悲しみと喪失と向き合うことになり

幾度も幾度もあらゆるLOVINGを開発しながら

悲しみから脱却していくプロセスを歩んだのです。

 

本当に、今年に入って、ようやく宇宙に対しての感謝が

湧いてくるようになりました。

 

夫の死を受け入れたからこそ、ようやく出来たことです。

 

とてつもなく幸せと感じる状態、満たされている状況下において

感謝を抱くことは、とても簡単です。

 

ところが、とてつもなく辛い出来事が起こった時に

感謝を抱くことは、本当にとても難しいことなのです。

 

感謝を抱けば抱くほど、人生は好転していき

感謝を抱くことができない状態であれば、人生は好転しません。

 

ここが、トリックになっているところ。

感謝が自然に湧かない不幸な状態の時に

どうやって感謝を湧かせたらいいのかという

最も難しいと思われる時に、感謝を抱けるように

ならないといけないわけです。

 

脱するためには、<ひたすら、事実を受け止めて統合すること>

 

これしかありません。

どんなに辛い事実でも、完全に受け止めた時には

一つの過去であるという状態になります。

 

そうして、はじめて、感謝を抱くことに許可が出ます。

 

今、宇宙に感謝を抱くことができない人へ

感謝を抱くことができないことを責めなくていいのです。

 

自分を責めても何も起こりません。

その代わりに自己憐憫を完全に脱却していくことです。

 

とても難しいかもしれませんが

事実を受け止めて統合し、全ての自己憐憫を終わらせ

過去から解放されて、今を生きていくようにすると

感謝が湧いてくるようになります。

 

感謝が抱けるように、応援しています。

 

あ、感謝のワークを今度つくろうかな。。。