<EVERYTHING LOVE WORLD  最善を尽くす>

 

最善を尽くすという言葉をよく聞きます。

自分自身のどういう状態が

最善を尽くしている状態であるか

知っていますか?

 

完璧に最善を尽くしている状態においては

不安感や焦燥感というのは無いんです。

 

不安感や焦燥感が湧く場合には

未だ自分自身で出来る余地が

何かしら残されているということです。

 

先ず、最善を尽くす際に大事なことは

<どこまでが、自分で出来る領域なのか>

ということをしっかりと把握すること。

 

自分自身で出来る領域を把握したなら

それを一歩一歩全力で達成すること。

 

今がどんな状態であるか

忙しくて時間が無いからとか

体調があまりよくなくて病気がちだとか

そういうことを配慮しつつも、全力で取り組みます。

 

配慮しつつも、出来ない場合には

それは自分で出来る領域に入らないんです。

 

出来ないことである。という領域が曖昧だと

<できないことを、頑張れていないことだ>と

勘違いしてしまいます。

 

出来ないことは出来ないこと。

出来る範囲で何が出来るのかを考えていきます。

 

最善を尽くし切っている時

あらゆるレベルで全力で意識を向けている時

とても充実感が湧いてきますし、これ以上

何も出来ることはないと感じます

 

今出来ることを全うしていっていますから

あとは待つだけという状態で

潔い感じになります。

 

<どこまでが、自分で出来る領域なのか>

というのは、あらゆる事柄、あらゆる事象によって

大きく異なってくるので、理解しましょう。

 

特に親子やパートナーのことであったとしても

本人がどうにかするしかないことについては

本人に任せるしかない場合もあります。

 

助けられる部分もある。しかし助けを必要としていないこともある。助けてほしいと言われても、こちらサイドが

そこまでは出来ないと感じることもある。

 

こうして、誰かとの共同創造においては、いつもいつも

自分が思った通りには進まないこともありますが

その時においても、自らの最善、ベストを尽くしていけるといいですね。

 

人生において、本当に大切じゃないことは辞めてしまって

いいんですよ。

 

それでいて、自分の人生において、大切じゃないことなんて

何一つありません。

 

そこが、人生の醍醐味ですよね。

結局のところ、何を最大限に優先するのか。

何を一番に大切にして生きていくのか。

そこが人生で反映されていきます。

 

最善を尽くして、後は待つ。

その状態を繰り返し生きていたら

晴れやかで充実した心地になります。

 

それが、人生を充実させて、余計なことを考えなくなる

秘訣なのです。