<EVERYTHING LOVE WORLD  過去の傷がさせること>

 

多くの人が過去の傷をそのままにしています。

過去の傷に取り組んでいる人であったとしても

全ての傷が解放されていない場合には

傷の影響を受けた反応が湧いてくるものです。

 

愛されていないと感じたり

大切にされていないと感じたり

意地悪をされたと感じたり

見捨てられたと感じたり

 

様々なネガティブな思いに囚われてしまいます。

 

大前提の話になりますが

一般的に人間は自分がありますから

人間という制限があります。

 

人間という時間、身体は有限です。

この有限の中で、愛する故に

相手のことも大切にしたり

相手のことを優先したりします。

 

それでも、いつでもというわけには行きません。

愛されていたとしても、常に1番に優先にして

もらえるとは限りません。

 

常に1番に優先にしてもらえるという発想は

生まれてから直ぐの赤子の発想です。

 

常に1番に優先にしてもらえることこそ愛だとか

いつも自分のことばかり考えてもらうことが

大切にされているという幻想を超えることが

パートナーシップにおいても重要になってくるところです。

 

何故なら、この発想に囚われている限り

永遠に自分のことを真に愛してくれる人というのは

どこにもいない、現れないということになってしまうからです。

 

どれくらい相手が愛してくれるんだろうというところから

どれくらい自分が相手を愛することができるんだろう

というところに意識がシフトしていった時

 

互いの関係性の中で、尊敬や尊重が生まれます。

 

人間関係の中で、ネガティブな思いが湧いてきたら

それを相手のせいにせずに、どんな傷が自分に

その思いを抱かせるんだろうか と問いかけてみてください。

 

ポイントとしては

1、過去にも人間関係で似たような事象があったかどうか

2、今までどれくらい、同じような思いをしてきたかどうか

 

というところも見てみると、人を変え場所を変えて

繰り返してきていることがわかります。

 

今度こそ、その傷を見抜いて、超えた目線から

世界を見てみたいものですね。