《本日のフリーダムメッセージ 自己信頼の築き方》

 

本当の自信とは、何かが出来るから

生まれるものではありません。

 

何も出来ない自分が

ただ、そこに存在しているだけで

世界から愛されることによって

存在としての肯定感を得ることができます。

 

何かが出来るから得た自信は

出来る何かを取り外してしまったら

出来ないので、信頼の振り幅が大きくなり

不安的な状態になります。

 

何も全く出来ないことで

無条件に誰かから愛されることによって

育まれた自信というのは

決して失われない自信です。

 

そうした、存在としての自信を

構築していきながら

さらに自信を高めていくには

自分との約束を守るということが

重要になってきます。

 

ここのところ

すごく自信が出てきたという人と

どんどん自信を失っていっている人

という明暗が大きくなっている気がしています。

 

その傾向を見てみると

自信が出てきた人は

『私は、こうします』という自分の宣言を実行し

その通りの現実化をしている人です。

 

対して、どんどん自信を失っている人は

『私は、こうします』という自分の宣言をしても

それを実行しないことが、幾度も続くことによって

自分の言葉に力を失っている人です。

 

言葉に力を失ってくると

『また、どうせ、出来ないかもしれないけど』

という風に、どんどん悪循環していきます。

 

そうして、自分との約束も守れないし

他者との約束も守れないという

宇宙との約束を守れず

宇宙との信頼関係を築けないと

自信を持つことは難しいです。

 

約束を守るとは、大切にする行為です。

誰よりも、自分を大切にする行為です。

 

どうして、自分との約束を守れないことが

続いてしまうことが発生してしまうのでしょうか。

 

例としては、次のことが考えられます。

 

1、自分が本当に何がしたいのか、よくわからない。

わかっていないのに、わかっているような気になってしまい

幾度も、藁をつかんでは離すを繰り返している

渦の中で、溺れているパターン

 

これは、幾度も藁をつかんでは離す行為によって

『やっぱり違った』『これも異なった』というように

掴んでは、離し、離しては掴みをしている状態です。

 

こういった場合のタイプの場合のアドバイスとしては

掴もうとすること自体を一度止めてみることです。

 

そうすると、渦から脱却でき

もっと、自分に相応しい

場所に誘われていきます。

 

2、やりたいことはやりたいのだけれど

結果が自分の意志よりも常に下回っている場合は

過大評価しすぎていて、自分に期待をしすぎている。

 

隠れ過大評価パターン

 

隠れ肥満ならぬ、隠れ過大評価パターンの人は

とても劣等感が強いので、自分は過小評価を

しているとすら思っています。

 

ところが、この人が実際に抱く

自分自身への期待度と理想は

自分自身の等身大より

遥かに高いのです。

 

そのため、無謀な約束を自分に課してしまうのです。

 

この人が、本当に自信を取り戻していくには

自分の力量と実力を過大評価しているところから

脱却するしかありません。

 

自分への見積もりを毎度間違えるという人は

自分が何が苦手なのか。

自分は何が出来ないのか。

自分の力量と実力がわかっていないのです。

 

実力がわからないので、期待し過ぎます。

期待しすぎても、思った以上には出来ないので

落胆が繰り返されます。

 

そして、自己信頼も、失っていくのです。

 

隠れ過大評価パターンの人は

自分以外の何者かになろうと

している場合も多々あります。

 

ほんの少し出来るようになっただけなのに

凄く出来るように勘違いしてしまって

自分の妄想に入ってしまう人もいます。

 

これも全て、劣等感のなせる技です。

 

劣等感があるから、それを覆い隠そうとする

ヴェールを無意識のうちに、かけてしまうのです。

それが、実際の大きさよりも大きくするのです。

 

『あなたは、何でも出来るよ!』という言葉は

とても鼓舞や激励となり

その人を推し進めもしますが

劣等感が強い人が受取手の場合

出来るんだ!という思い込みになってしまい

そこから発展しなくなることがあります。

 

等身大の実力を知ることでしか

隠れ過大評価における

自分との約束を守らない連鎖を

終わらせることができませんので

こういった連鎖が見受けられたら

現時点の実力について

お伝えすることもあります。

 

信頼は、一夜にして得ることはできません。

自分という一番長く付き合っている人と

愛を育んでいくということでもあるのです。