《本日のフリーダムメッセージ》

~小さなわたし目線の目覚め〜

 

どうして、自分にとって最高の選択を選ばないんだろう。
いや、正確に言うと
どうして、最高を選べないんだろう。

心の片隅に、ちらつく最高は
いつも、置き去りで。

最高を掴めなかったことを
紛らわすために
手当たり次第に誤摩化しても
本当に満たされるはずもなく

気がつくと
こんなもんか。

そんな人生が目の前に繰り広げられていた。

凄く良くも無い。
でも、凄く悪くも無い。

この凄く良くも無いけど
凄く悪くも無い
この景色を掴みとるのに

自分なりに一生懸命
努力だってしてきた。

それはとても不思議な気分。
世間一般の幸せって言われるやつは
全部手に入ったのに。

まあまあ、何不自由無く暮らしている。

それなのに、何故だろう。

『本当に、これで、いいの?』

心の片隅が、わたしに囁く。
それを考え出すと、不安になるから
あまり考えないように、日常を過ごして紛らわしてみる。

それでも、ずっと心の片隅のわたしを
わたしは諦めずに呼んで語りかける。

『本当に、そのままでいいの?』

無視出来ない、この声の方が
自分の声だったとは
この時のわたしは、まだ知らなかった。

魂の声

それは、消え去ることのない
紛れも無い、自分の声。

でも、魂の声は時に
良くもないけど、悪くもない日常という
居心地の良いソファーで、のんびり
うたた寝しているのを終わらせて
立つことを要求する。

他の誰でもない。
ホントの自分のお出まし。
ついに登場ってわけか。

パンパカパーン!
って、ファンファーレでも鳴らしたいところだけど

こっちは、それどころじゃなかった。
何てったって、ホントの自分、魂ってのは
どうやら、すごくしつこくて
恐いもの知らず過ぎて
後ろからぐいぐい押してくる。

安眠妨害反対。
眠い朝に、あと10分。。。
あと、5分だけ。。。
って、二度寝最高って
思いながら意識が遠のく
極上の瞬間。

ああ、でも、またベルが鳴った。

どうやら、そろそろ本当に起きなくちゃいけないようだ。

魂の言い分ってのは
わたしとは正反対過ぎて

何だか
超絶冒険嗜好
で、ついていけない。

おまけに、ファンタジー
でしか見た事のないことが
ファンタジーじゃなくて
本当にあるって言うんだ。

冒険しか考えてない。
進むことしか考えてない。
安全かどうかなんてどうでもいいみたいだ。

そんな不確かなところにいったら
どうなるかわからないのに。

こんなことしてたら
社会から外れちゃうよ。

本当に、そっちに進むのかい?

安全の確約なんて、無いのにさ。
出来るかどうかも、わかんないのにさ。

まだ、自分が何者であるかも、よくわからなくて
まだ、自分が本当はどうしたいかも、よくわからなくて。

そんなでも、いいのかい?
そっちに、進んでみても、いいのかい?

最高を選んで来なかったから
感覚が麻痺していて
最高が何かもわからなくなっているけど

魂の冒険ってやつに、つき合ってみるよ。

自分がどんな可能性を持ってて
自分が何者か
ちょっと知ってみたいしね。

よくわかんないけど
どちらにしてもわかんないから
魂が押してくれる方向に進むよ。

それに。。。
きっと無理だろうと思っていたから
今まで考えないようにしていたけど

一度くらい、最高の自分ってやつを
生きてるうちに、輝かせてみたいしね。

何だか、目の前に、超絶変な人が現れた。

チャネリングだかリーディングだか
エネルギーワークだか
色々出来るんだと言うので行ってみたら
想像以上に変人で。
それでいて、思っていたよりは普通の人だった。
その人は、楽しそうに不思議で
へんてこな技を沢山わたしにかけた。

でも、その人は、自分にこう言うんだ。

あなたにも出来る
必ず出来る。

最高の自分を生きて
最高の望みを叶えることは
必ず出来るんだと、そう言うんだ。

とうとう、いよいよ
イカレテ来ちゃったかな。。。

出来るわけないのに
出来るなんて、言ってる。
人の気も知らないで。

そもそも、わたし、何も知らないのに。
そもそも、スピリチュアルとかってわからない。
エネルギーワークなんて、もっとわからない。

でも、どうしてかな。
心が震える。
何故涙が出るのかな。

理由がわからなくて、混乱する。

もしかしたら
魂の奥底の深い喜びを感じてる時ってのは
爽やかな笑顔でなんていられなくて
泣いちゃうものなのかもしれないけど。

お化粧が崩れるくらいに
ぐちゃぐちゃに泣きはらした顏が
何故かちょっぴり誇らしくって
でも、女の子だから
あとで、鏡は見に行かなくては。

信じていいのかな。
悪そうな人ではなかったけど。

もう一度、人を、信じてみても、いいのかな。

本当に?
ねえ、本当に?

散々、騙されて、裏切られて
信じて本当にならないのは
疲れ果てたので
諦めていたのに。

それでいて、全くもって
現実から逸脱した
ファンタジーなことなのに。

信じると、依存になりやしないだろうか。
心をこれ以上開いてしまいそうになるので
セーブをかけておかないとならないのに
それすら崩れ去りそうで
自分の危うさを感じる。

それでも、自制か依存かの
どちらかの状態を終わらせるには
本当の自立をしていかなくてはならない。

課題が解決するのかと思ったら
むしろ、色々な課題があることに気付いて
まだまだ、取り組んでいくことは多いんだとわかって
それでいて、先が見えないけれど

でも、もう、わたしは偽らない。
わたしは、わたしを生きるんだ。

*****

今日は、わたしの元に訪れてくださった方の
心模様を、別角度で書いてみました。

こうして、みんな、本当の自分を生きると
決断されて、チャレンジしてみようと
思ってくださっているのですよね。

訪れてくださった方であり
そして、それは、あの時の自分。

何も、見えなかった、あの時のわたしに
わたしは、伝え続けるのだと思います。

あなたにも、出来る。
運命は、変えることが出来る。と。